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【腹筋/筋肉】4児の母でRIZINガール、約30キロ減量で摂食障害や産後うつの経験も「痩せの囚われから克服」

「腹筋がすごい」と話題のRIZINガール・あきぴさん

 5月に行われた『RIZIN LANDMARK vol.3』の前日公開計量で、へそ出しコスチュームから覗く盛り上がった腹筋とくびれが、選手以上の注目を集めたRIZINのラウンドガール・あきぴさん。「33歳、4児の母」にして健康的な美ボディが話題を呼んでいる。しかし、RIZINガールになった当初は今とはまったく違う体型で、かつては摂食障害に悩んだこともあったと明かす。たった1年でバキバキの腹筋に仕上げるまでの心境の変化について語った。

RIZINガールを目指し過度な減量で突発性難聴を発症、「病気なの?」と心配する声もあった

──あきぴさんは『RIZINガールオーディション』に挑戦するにあたって、13キロダイエットしたと明かしています。

あきぴ はい。RIZINガールはレースクイーン出身者が多く、みんな若くてキレイです。一方の私は、30代とRIZINガールに挑戦する頃は、だいぶ太ってしまっていて、「これではラウンドガールの衣装は着られない」と思ったんです。オーディションに向けて主に食事制限をしました。それと脂肪溶解注射やクールスカルプティングなど、かなり無理をしました。その結果、合格した時点では、骨と皮みたいな状態になっていましたね。

──急激なダイエットで体への負担はなかったですか?

あきぴ 立ちくらみはしょっちゅうしていましたし、あと気持ちが沈みやすくなったりしましたね。それと今もまだ治っていないのですが、突発性難聴も発症しました。RIZINガールになれたのは、本当に嬉しかったけれど、周りからは「病気なの?」と心配する声もありました。
──そうした体の仕上がりには、ご自身で満足はしていましたか?

あきぴ 痩せはしたけれど、筋肉もスカスカになってしまって「何か違う」という違和感はずっとありました。格闘技のジムに入会したのは、体づくりというよりは「ラウンドガールとしては選手の大変さも理解しておきたい」という思いからだったのですが、思いのほか楽しくてハマってしまいました。週6日のジム通いを続けて1年、体重もオーディション合格当時に比べて筋肉を増やすために10キロ増量しました。

──過去にも過酷なダイエットをした経験はあるのでしょうか?

あきぴ ダイエットは10代の頃からずっとしていました。小学校6年生の頃に「痩せなきゃ」という気持ちが湧き上がってきて、知識もなかったので適切なダイエットはできませんでした。主に食事制限と下剤で、1ヵ月で10キロ痩せたこともあります。そうかと思えば、その反動で過食して1ヵ月で10キロ太ってしまったり。それもあって、いまでも代謝はあまりよくなく、太りやすい体質になりました。

「痩せすぎると生きる力が奪われる」でも太るのが怖い…摂食障害との闘い

──最も体重が多いときと少ないときの差はどれくらいですか?

あきぴ 身長160センチなのですが、一番多いときで67キロ、一番少ないときで39キロでした。痩せすぎると疲れやすいし、生きる力がなくなるんですよね。だけどそのときは1グラムでも太るのが怖くて、水も飲めない、典型的な摂食障害でした。

──4児の母ですが、妊娠中や産後の体型変化はいかがでしたか?

あきぴ 私は食べづわりがあって、1人目を出産したときには20キロ増えました。妊娠中は太って、出産後にダイエットして、その繰り返しでしたね。子育ては体力がいるのに体調も万全ではなくて、産後うつ状態になったこともありました。

──壮絶な体験が信じられないほど、健康的な美ボディの持ち主です。「痩せ」の囚われから克服できたきっかけは?

あきぴ やはり子どもたちの存在は大きいですね。どんなときも子どもたちを守れる強いママでありたい、という思いが私を変えてくれました。上から8歳、5歳、4歳、2歳とまだ小さいので外に働きに出るのは難しいのですが、2年前からは何かあっても経済的に自立できるように『17LIVE』でライバー活動を始めました。
──RIZINガール2021の任期はもうすぐ終わりますが、今はどんな目標をお持ちですか?

あきぴ 次はラウンドガールの活動だけではなく、選手としてリングに上がりたいです。ブラジリアン柔術はできれば来年には出場したいですね。ただ、総合格闘技は、まだまだ弱いので即負けしてしまうかなと(苦笑)。でも負けたとしても人に勇気を与えられるのが格闘技の素晴らしさなので、お声がかかったらいつでもチャレンジする気持ちでいます。

──RIZINガールやライバーの活動を通して、どんなことを伝えたいですか?

あきぴ 私がRIZINガールに挑戦した一番の理由は「世の中のママさんたちの希望になりたい」というものでした。ママだって夢を諦める必要はないし、人間はいつだって変わることができきます。『17LIVE』の視聴者の方も私がまったく腹筋がなかったことを知っていて、「あきちゃんが変われるなら私もできるかも」と言ってくれるのがとてもうれしいですね。何より好きなことを楽しく頑張って毎日を笑顔で過ごしている、そんな自分の姿を子どもたちに見せていきたいです。

(文/児玉澄子)
◆あきぴさんのTwitter(外部サイト)
◆あきぴさんのInstagram(外部サイト)

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