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娘が陣痛に耐えるなかでイビキ爆睡の実母、壮絶な立ち合い出産の記録「産む本人のコンディションが一番だと分かっていれば…」
立ち合い出産エピソードに反響、「うちのオカンそのもの」
病院で診察をしてもらい、すぐに入院。陣痛・分娩・回復まで行えるLDRという部屋で陣痛に耐えていたえみこさん。出産に立ち会ったのは母と夫の2人だったが、痛みの波が来るたびにお尻を押さえたり、うちわであおいだりと対応する夫に対して、母はその様子をただ座って見ているだけだった。漫画には座っているだけではなく、眠そうにしている母の描写が。母が眠ってしまうと、隣では寝れないほどにイビキがうるさくなることから、えみこさんは気が気ではなかったという。漫画にはそんな母とのやりとりが詳細に綴られていて、「そんな大変なときに、寝ないでよって話ですよね(泣)」「私なら痛みに任せて、出ていくまでぶち切れをかますかも」など様々な反響コメントが集まった。
――漫画「母を分娩室に入れないで!」に寄せられたコメントを読んで、あらためていかがでしたか?
【えみこさん】「うちのオカンそのもの」など、自分の母親にそっくり!という意見がいくつか来ていたので、それには驚きました。こんなアクの強い母親はうちくらいだろうと思っていましたから(汗)。同じようなことでモヤモヤしている方がいると分かって、「自分だけじゃないんだ!」と、少し気が楽になりました。
――出産に立ち会ったお母さまがいびきをかいて寝ていて、陣痛の合間で仮眠が取りづらかったり、不安になるようなことを言われたり、漫画にはさまざまなエピソードが。出産の際に、もっともえみこさんが「イラ!」っときたのはどのようなエピソードでしたか?
【えみこさん】爆音のイビキや寝ぼけてナースコールに返事したりと、イラッとポイントは多かったですが、ソファを陣取って動かなかったのにはイラっとしましたね。唯一サポートしてくれる夫がゆっくり休めない状況で、申し訳なくなりましたし、娘として母の行動が恥ずかしかったです。
「ここ数年でやっと、母は変わらない、変えられないと思うようになりました」
【えみこさん】私だけならともかく、夫や子どもを巻き込むようなトンデモ行動をするときは今でもあって、どうしてもムカっとしてしまいます(笑)。当時は初産ということもあって、どこまで自分の意見を通していいのか分からず、遠慮して強く言えなかったことが大きかったなと思います。
――今だからこそ、振り返って分かってきた部分もあると。
【えみこさん】そうですね。出産は“産む本人のコンディションが一番”と知っていれば、色々対応が変わったかもしれません。自分で言って伝わらなければ、看護師さんに退室を促してもらうよう頼むなどもできたなと。でも、娘の出産を前にして、母がここまで熟睡することも想定外でした(笑)。
――親の悪気がない一言でイラっとする…というのは、多くの人が経験していることでもあると思います。そのようなことが起きたときの向き合い方は、どうするのがよいと考えますか?
【えみこさん】私の場合は、イラッとしたら、不快に感じたことを一応伝えます。理解して謝ってくれればラッキー。理解してくれないとしても、母の性格は簡単には変えようがないので、私のイライラが収まるまで少しの間、距離を置くようにしています。ここ数年でやっと、母は変わらない、変えられないと思うようになりました。
――距離を置くというのも、一つの方法ですよね。アカウントでは様々な実体験に基づくエピソードを発信されていますが、今後どのような作品を発信していきたいですか?
【えみこさん】病気を経験した話、人間関係トラブルや様々な被害にあった話など、過去の失敗やトラブルエピソードを漫画にできたらと思っています。失敗から学んだことを皆さんと共有して、少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです!
>>えみこさんのインスタグラムを見る
https://www.instagram.com/emiko_5050/(外部サイト)
ブログでは先読みも! えみこさんブログ「トラブル図鑑」
https://emikozukan.nbblog.jp/(外部サイト)