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指原莉乃プロデュース、デビュー4周年の=LOVE「“ネクストブレイクアイドル”を卒業して、ブレイクの年に」

 指原莉乃がプロデュースする11人組アイドルグループ=LOVE(イコールラブ)。2017年のデビューから4周年目を迎え、5月12日にはファン待望の1stアルバム「全部、内緒。」のリリースが決定。これまでのシングル表題曲8曲に、指原が新たに作詞をした新曲8曲を加えた盛りだくさんの内容となっている。集大成となるアルバムの魅力と、4年間の思いをメンバーの大谷映美里、音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ、高松瞳、諸橋沙夏の6名に聞いた。

メンバーと出会えて変われた4年間「家族に恩返しできるアイドルになりたい」

――デビューから4年が経ちましたが、イコラブとして過ごした4年間はどんな時間でしたか?

音嶋莉沙 メンバーと一緒にいろいろなことを経験した、とても濃い4年間でした。どんな時もファンのみなさんが変わらずにイコラブのことを愛してくださったことが今回の1stアルバムにもつながったので、これからも応援したいと思っていただけるように、新しい魅力を見せていきたいと思っています。
大谷映美里 つらかったこともあったけど、今振り返ると楽しい記憶しかなくて。メンバーと出会って自分自身すごく変われたし、みんなの優しさを感じてすごく幸せな時間でした。
齋藤樹愛羅 最初の3年間は中学に行きながらで大変な部分もありましたけど、高校生になってからはアイドルとしての自分により向き合えた気がします。これからもっと、アイドルとして頑張っていけたらと思っています。
齊藤なぎさ 苦しいこともたくさんあったんですけど、ファンのみなさんや指原さん、メンバー、家族…たくさんの方に救われた4年間でした。ずっとアイドルになりたいと思っていたので、今アイドルとして活動できていることに幸せを感じています。
高松瞳 私は1年間お休みしていたのでみんなより過ごした時間は短いんですけど、夢がたくさん叶ってきた時間でした。イコラブは平均年齢がちょうど私の歳の二十歳で、最近少し大人なグループになってきた気がするんです。大人の魅力も出しつつ、昔のようなガッツのあるパワフルな面も出して行けたらいいなと思いますね。
諸橋沙夏 私は、単純にこんな可愛い子たちといられるのがすごく幸せです(笑)。イコラブだったから今まで続けられたなと。“=LOVE”っていう名前の通り、これからも愛していただけるグループでいられるようがんばりたいです。

齊藤なぎさ初ソロ曲&音嶋莉沙初センター「1stアルバムのタイミングが、4年目の今でよかった」

――デビュー以降、8作連続でオリコン週間シングルランキングトップ10入り。うち2作は1位を獲得と躍進中ですね。満を持しての1stアルバムへの思いを教えていただけますか?

音嶋莉沙 目標だったアルバムを発売できて、すごくうれしいです! 1stシングルから今までの表題曲8曲プラス新曲も8曲あるので、見どころがいっぱいのアルバムになっていると思います。
大谷映美里 盛り上がる曲から、個性的な曲までいろいろ入っているので、私たちの新たな一面も見ていただけるんじゃないかなと。1曲目から最後の曲までを通して物語を感じられる構成なので、ぜひ楽しんでもらえたらうれしいです。
齊藤なぎさ 4年間の成長を感じられるアルバムになっていると思います。歌声の変化にも注目していただけたらうれしいですね。
高松瞳 もう少し早くアルバムを出すのかなと思っていましたが、それは甘えだったなと。結成4年目で、表現力もついてきて、全員がスキルアップした今のタイミングで出せてよかったなと思っています。
――それぞれ、オススメの曲はありますか?

高松瞳 私は「24/7」という5人(齋藤樹愛羅、高松瞳、野口衣織、諸橋沙夏、山本杏奈)のユニット曲がオススメです。沙夏と衣織がWセンターで、ニュアンスをつけながら歌う大人っぽい曲なんですけど、そういう感じで歌う沙夏が大好きなので。ダンスナンバーで激しく踊るから、パフォーマンスも楽しみですね。
諸橋沙夏 うれしい(照)。私は、「Oh! Darling」が大好きです。絶対にライブで盛り上がる曲だから歌っていて楽しかったし、樹愛羅が「ナマステー!」って言うのもすごくおもしろい(笑)。
齋藤樹愛羅 そうなんですよ、レコーディングの時まで全然知らなくて。ディレクターさんに突然「ちょっと“ナマステ”って言ってみようか?」って言われてビックリしました(笑)。いろんなバージョンを録って、最終的に決まったものがアルバムに入っています!
諸橋沙夏 樹愛羅は今回、「セノビーインラブ」でセンターを務めているんだよね。
齋藤樹愛羅 務めさせていただきました! 特に最初の「Yeah! Yeah! しぇけ!」っていう歌詞がお気に入りです。ラップ部分のみんなの歌い方がいつもと違っているのも可愛いので、注目してほしいです。 
高松瞳 あとは、莉沙からもオススメがあるよね?
音嶋莉沙 はい! 「cinema」という映画デートがテーマの楽曲で、初めてセンターを務めさせていただきました。今までの人生でデートをしたことがないんですけど、もしするんだったらこんなデートがしたいなと思えるような可愛い曲になっています。ファンのみなさんにも“公式彼女”って言っていただくんですけど、私がよく使う丁寧語や、“ですます調”が歌詞に入っているのもポイントです。
齊藤なぎさ 歌声も歌詞も莉沙に合っていて、私も何度も聴いちゃうぐらい大好き! 「ちょっとわがまますぎたかも」とか、控えめだけど女の子女の子している感じの莉沙にピッタリの曲だと思う。
音嶋莉沙 そう言ってもらえてうれしい(照)。自分が変われるチャンスかなとも思うので、この曲を通して殻を破っていきたいです。
――なぎささんも、初めてのソロ曲「現役アイドルちゅ〜」が収録されていますよね。今回ソロに抜擢された経緯を伺えますか?

齊藤なぎさ お休みの日に「打ち合わせがある」と突然スタジオに呼ばれて、ソロを歌わせていただけると聞きました。思わず叫んでしまったぐらいうれしかったです(笑)。歌詞と曲調を聴いた瞬間、人生で一番好きな曲になるって思ったぐらい大好きで、これからの私のアイドル人生を代表する1曲になると思っています。
大谷映美里 さっきMV撮影の時の動画を見せてもらったけど、超かわいかったよ! 私たちもコーラスで参加させてもらっているから、その部分も楽しみにしてる。
齊藤なぎさ うれしい〜! 録音してとっておきたいぐらい(笑)。歌詞にも、私がよくメンバーに聞く「今日可愛い?」ってセリフが入っていたり、キラキラメイクが好きな部分だったり、指原さんが私に対して書いてくださった思いを感じて、すごくうれしかったですね。

高松瞳の女優魂が炸裂したMV「みりにゃと舞香が寄り添ってくれたから泣けた」

――大谷さんは、「お姉さんじゃダメですか?」で佐々木舞香さんとWセンターを務められますよね。

大谷映美里 ダンス系と可愛い系のどっちがいいかアンケートがあって、どっちでもいいにしたんですけど、可愛い曲になって正直ホッとしています(笑)。昭和レトロな感じで、合いの手もあるのでみなさんに楽しんでいただけるかなと。メンバーの中ではお姉さん的な立ち位置でもあるので、この曲でセンターを務められてうれしいです。途中、メンバーが机になってくれて、その上で私と舞香が見つめ合う振りが大好きなので、そこにも注目してほしいですね。
齊藤なぎさ はい! 私、机役をやらせていただきました(笑)。
諸橋沙夏 なぎさを机とは、ぜいたくだなぁ。
――リード曲の「桜の咲く音がした」は高松さんがセンターを務めていますが、どんな思いでレコーディングに臨みましたか?

高松瞳 一番最初に制作が始まった曲で、私自身も復帰後まだ日がたっていなかったので緊張しました。でも、爽やかで心地いい楽曲なので、自分らしく臨めたかなと。タイトルに“桜”と入っている通り、イコラブを代表する春ソングになったと思います。
諸橋沙夏 歌詞の「電車の揺れが」の部分を1番は衣織、最後はなぎさが歌っているんだけど、2人とも全然違うんだよね。なぎさの「電車」の「で」の音が、上から入っている感じがすごく好き! さみしさとか切なさがあって、青春感を感じる。
高松瞳・大谷映美里・齋藤樹愛羅 わかるー?
齊藤なぎさ そうやって言ってもらえると自信になる! ライブでは、ファンのみなさんはもちろん、沙夏に向けても歌うね(笑)。MVの衣装が、最初はピスタチオみたいなグリーンで、途中でパッと変わって桜色になるところも見どころだよね。
音嶋莉沙 私も、衣装が変わる瞬間がすごく好き。手足の先まで使うダンスも、撮影直前までみんなで練習したので、注目していただきたいです。
――MVでは、高松さん、大谷さん、佐々木さんが楽器に挑戦するドラマシーンもありました。

高松瞳 私がキーボード、みりにゃ(大谷)がベースだったんですけど、2人とも全くできなかったので教えてもらいながらがんばりました。
大谷映美里 撮影中、瞳の女優魂を感じたよ。泣くシーンの寄りと引きを撮る時に、「私がもし泣けたら寄ってください」ってお願いしていて。最初からちゃんと涙を流していて、すごいなって思った。
高松瞳 途中でみりにゃと舞香が寄り添ってくれたから泣けたよ。
齊藤なぎさ アルバムにだけ収録されているドラマもあって、実はある関係が隠されていたりするから、ぜひみなさんに観ていただきたいよね。
高松瞳 うん。見ないと許しません!(笑)
――5月8日からはアルバムをひっさげたツアーがスタートしていますが、ツアーの意気込みを伺えますか?

高松瞳 ファンのみなさんに楽しんでもらえるようがんばります。
音嶋莉沙 メンバーそれぞれの地元に行けるのが楽しみ! 地元の福岡も久々なので、わくわくしています。
齋藤樹愛羅 私も地元の栃木でライブができるのがうれしいです。みんなにおいしい餃子も食べてほしいです!(笑)
大谷映美里 指原さんに「家族に恩返しできるようになって欲しい」って言われているので、活躍する姿を親に見せて恩返しができたらと思います。
齊藤なぎさ 私のママも、車で行ける距離は全部行きたいって言ってくれています(笑)。それと、私は7月6日が誕生日で、翌日が地元・神奈川の横浜アリーナなので運命を感じています。これまでで一番大きな会場なので、緊張もしています。
諸橋沙夏 私も地元の福島公演がある6月26日は母の誕生日なので、恩返ししたいですね。父もグッズの缶バッジをいつもリュックにつけてくれるぐらいファンでいてくれるので、ぜひ観に来てほしいです。父はいつもOvertureで泣くので、ライブ後は目がパンパンなんですけどね(笑)。
――最後に、今後の活動への思いを伺えますか?

高松瞳 冠番組も始まりましたし、テレビで見ていただく機会が増えて本当にありがたいと思っています。これからもっとイコラブを知ってもらえるようにがんばっていきたいです。
大谷映美里 今の時期はアイドルとファンの距離感が今まで通りにはいかない形になってしまったんですけど、違った形になったからこそ分かった絆もありました。これからも変わらずに愛を伝えていくので、ついてきていただけたら嬉しいです。
諸星沙夏 よく“ネクストブレイクアイドル”と言っていただくけれど、今年は“本ブレイク”できる年にしたいです。横浜アリーナ公演もやらせていただきますし、今後さらに大きなグループを目指していきたいですね。
※高松瞳の高は正しくははしごだか

文/辻内史佳

Information

=LOVE
1st ALBUM『全部、内緒。』
2021年5月12日(水)発売

Type-A / CD+BD 価格:¥5,800 (税抜)
Type-B / CD+BD 価格:¥5,000 (税抜)
通常盤/ CD only 価格:¥2,500 (税抜)

詳しくはコチラ
https://equal-love.jp/news/detail/3778(外部サイト)

=LOVE全国ツアー『全部、内緒。』開催決定!
詳しくはコチラ
https://equal-love.jp/news/detail/3931(外部サイト)
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