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2PM、日本活動休止前の心境とは

僕(ジュノ)がソロ活動を失敗したら……プレッシャーはかなりあった

――では、ジュノさん。
ジュノ 僕は、他の人に見られる自分というのが、より自分を説明してくれるような気がするんですけど。
ジュンケイ じゃあ、僕が言います! ジュノはアーティストとしてはもちろん、素敵な俳優になりましたよね! 5年前は彼が俳優になるというのは、正直想像もしてなかったことで。しかも、ただ単に俳優になっただけでなく、とてもいい評価を得ているいい俳優になっているんです。声のトーンとか、俳優としてのいい資質をたくさん持っているし、周りの人たちも口を揃えて、これからもっといい俳優になっていくだろうと言っていて。実際にそんな評価を生み出したジュノが僕は誇らしいです! そのうえ、ソロの活動も充実していて、ライブをやったり、音楽も一生懸命作って、情熱的にやり遂げている! これは、普通の意思ではできないことだと思うんです。そのように情熱的にやり遂げているジュノは、本当にカッコイイと思います!!
一同 (拍手)
ウヨン&チャンソン ジュノさん、頑張ってー!!
ジュノ (照れてうつむく)

――ジュノさんからソロ活動がスタートしましたが、ジュノさんが成功しなかったら、もしかしたら、みなさんのソロもなかったかもしれないですよね?
一同 ありたがいです!
ウヨン ジュノさんが上手くやってくれたおかげです!
ジュノ 正直、僕が失敗したら、メンバーに迷惑をかけてしまうんじゃないかというプレッシャーはかなりありました。でも、たまたま僕が最初だっただけで、他のメンバーが先陣を切っても上手くいっていたと思います!

――とはいえ、現実にはジュノさんが道を作ったわけですし!
一同 そうだ、そうだー!
ジュノ ……身に余るほど光栄です。

――では、みなさんから見て、それぞれ5年前と変わったと思うところはどこですか?
ジュンケイ まずウヨンさんは5年前から痩せました。そして、ずっと痩せ続けています。
テギョン あと、表現力が上手くなりました。
ジュノ さっきもすごく総合的な話をしてくれましたし。

――自分のことよりも2PMのことをつねに考えているような。それはウヨンさんに限らずなんですけど。
ジュンケイ ウヨンさんは義理堅いんですよ。いろんな立場のことを考えて話をするようになりましたね。彼が真面目に語る時というのは、本当にいろんな方面に気遣いがあって、すごく大人だなって思います。

――ジュンケイさんが変わったところは?
チャンソン 髪型?
ウヨン 痩せた?
ジュノ 筋肉が付いた! 今年いきなり付いたんですよ!
ジュンケイ それは違うよ!
ジュノ あと、内面の変化で言うと、ジュンケイさんの内面ってすぐ表に出るんです。責任感が以前に増して強くなりましたし、僕はジュンケイさんのことを“21世紀の天才”だと言っているのですが、「Think about you」を聴いて、これは天才じゃないと書けないと思いました!
ジュンケイ (照笑)

――チャンソンさんが変わったところは?
ニックン 以前よりも何がしたいのか、自分が求めている方向性も明確にクリアになってきたと思います。性格的なところはあまり変わらないと思うんですが、いろんな意味で大人になったな〜と。最近よくゴルフを一緒にするのですが、その中で大人の面が垣間見えることが多いんです。
ジュンケイ チャンソンは最初に会った時と今と全然変わらないですね。その時、もうすでに老け顔だったので、その顔がず〜っと維持されている。真の意味でヤングボーイだと思います!
一同 (笑)
ジュノ そういう意味では、テギョンさんも何も変わってないような。10年前と変わらずイケメン!
テギョン 僕、ちょっとオシャレになりました。
ジュンケイ テギョンさんは周りからどう見られているかまったく気にしていなかったんですよ。
テギョン 3年前にジーンズを生まれて初めてロールアップして履いたら、ウヨンさんがビックリしていたのを思い出します。
ウヨン その日、僕は喜びのあまり、夜通し寝ることができませんでした。
一同 (笑)

自分たちが生懸命頑張ったのは間違いないけど、周りの方々との出会いと運に感謝しています

――そんなに衝撃的な出来事だったと。
ウヨン 衝撃そのものでした(笑)。裾が濡れちゃったから上げたのかなとか、なぜロールアップしたのかというところがすごく気になって仕方がなかったです(笑)。
ジュンケイ 以前から「ちょっとは気を遣ったら」ってみんなで言ってたんですよ。
チャンソン そしたら、ピンクのミッキーマウスの柄が入ったトレーニングパンツを履いてきて。「それで外歩いて来たの?」って聞いたら「歩いて来たよ」ってしれっと言われて、「お願いだから側に寄らないで、あっちの離れた所に座って」って(笑)。
ウヨン なぜならそれはパジャマなんですよ。パジャマを着たまま外に出るんです。完全なる過ちです。
一同 (笑)
ウヨン いずれにしても今は、自分で自分のことをスタイリングできるようになりました。正直言えば、顔がいいから、何を着ても似合うんですけどね!
ジュンケイ 僕としてはすごく嬉しいですね! やっとファッションに興味を持つようになってくれて。
テギョン そんなにも心配されていたとは……(苦笑)。

――(笑)では、ニックンさんが変わったところは?
ジュンケイ ニックンさんに関しては一切体型が変わらない!
ニックン 顔だけは肉が付いたり落ちたりするんだけど。
ジュノ 顔が小さいからむしろ太ったっていいんだよ!
一同 (笑)

――これまで多くのK-POPアーティストがデビューしましたが、2PMはその先駆けともいえる存在であり、
一同 (遮るように一斉に)いやいや、僕たちは先駆者じゃないです! 中駆者です!!
テギョン K-POPという単語自体まだ登場してそんなに時間が経っていないですが、僕たちはすでにK-POPという言葉が形成された後から日本でデビューしたケースなので、その前から活動してきたBoA先輩や東方神起先輩といった方たちがいらっしゃるから、僕たちを先駆者と呼ぶには無理があると思います。

――でも、そのような状況の中で、東京ドームで公演ができるアーティストって限られてるじゃないですか?
ウヨン ただ運が良かったと思うんです。
ジュンケイ 多くの人に支えられたこともあります!
テギョン 日本でデビューして、ファンのみなさんに応援してもらえたこと、東京ドームで2度のライブができるっていうことは本当にありがたいです。でも、それができたからといって僕たちが有頂天になったり、僕たちが上手くやったからだという気持ちはまったくないです。僕たちがこれまで日本で過ごしてきた時間を一緒に作ってくださったスタッフや支えてくださったファンのみなさんとの出会い、これは全部ご縁でもありますし、本当に運だと思うんです。心からそういった周りの方々との出会い、運に感謝しています。

――とはいえ、5年間ずっと第一線で活躍できたのは、ファンの支えとともに、みなさんの努力の成果であるのは間違いですよね!
ジュノ 自分たちが一生懸命頑張ったのは間違いないです(笑)。死ぬほど一生懸命やりました。でも、本当に、ファンのみなさんの温かい応援があったからこそ可能だったと思います!

早くまた戻って来て6人揃って何かをやりたい

――みなさんの後輩もたくさんデビューしていますが、後輩に伝えたいことはありますか?
ジュンケイ 目先のことにとらわれず、遠くを見て一生懸命頑張れば上手くいくよと伝えたいです。一度何かにつまずいたり、結果が伴わなかったからといってそこで傷ついたりしてしまったら成長できないと思うんです。コンスタントに遠くを見て、ヴィジョンを持って頑張ってください。

――この5年間の活動を経て、一旦、2PMとしての活動は休止になってしまいますが……。
テギョン お休みです。

――テギョンさんとジュンケイさんは、しばらく2PMの活動を離れてしまうことになりますが、今の素直な心境についてお聞かせください。
ジュンケイ (神妙な面持ちで)行かなければならないんですね……この言葉を言った後には1時間胸が痛むくらい寂しいです。これまでファンのみなさんがずっと応援し続けてくれて見守ってくださったんですけど、これから2、3年間、僕たち6人揃ってお会いすることはできなくなってしまいます……(言葉を詰まらせながら)みなさんどうかお元気でいてください! 僕たちも立派に務めて戻ってきますので、そのときはみなさんと笑顔でお会いできたら嬉しいです!

――この先の経験が2PMのアップグレードに繋がると。
ジュンケイ そうです!

――では、テギョンさん、お気持ちをお聞かせください。
テギョン 東京ドームのリハーサルで練習している時に、この6人でいつまたこのステージに立てるのかなぁという思いが込み上げてきて……。東京ドームでは泣くまいと自分に言い聞かせているんですけど、ニックンさんとチャンソンさんが「絶対これ泣くな。間違いない」と言っていて(笑)。正直、すごく寂しいです……。これまで僕はソロ活動で演技を多くしてきたんですけど、それでも6人が揃う公演やステージというのはいつも待ち遠しいもので、その時一番気分が上がって楽しむことができたんです! 正直、一体どういうものなのかまだ実感としてないんですが、早くまた戻って来て6人揃って何かをやりたいと思います!
チャンソン そのとき、またタイトル曲が書ければいいね!
テギョン (目を潤ませながら)たぶん、すごく恋しいと思います……東京ドーム公演では、すべての想いを込めてパフォーマンスします!
ジュンケイ 心で表現します! ぜひ東京ドームで僕たちの想いを受け取ってください。

(文:星野彩乃)
2PM オフィシャルサイト(外部サイト)

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