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【連載番外編】記者が見たSMAPの真実 PART3 〜稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の素顔〜

 長年SMAPを取材してきたライターが、彼らの功績、そして真実について綴る連載企画。デビュー25周年の記念日には第3弾『SMAPきょう25周年 記者が見た5人の真実』をお届けした。その番外編『中居&木村編』に続き、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の素顔に迫る。SMAPの年下組として、それぞれが個性的な存在感を発揮するこの3人。取材現場から垣間見えたその人間性とは?

稲垣吾郎 彼の周りに流れるゆったりとした時間、独特のエレガンス

 取材の時に、リラックスした空間を作るのが抜群にうまい人である。SMAP5人での取材は分刻みのスケジュールなため、中居正広と木村拓哉の2人がいい意味でピリッとした緊張感と張り詰めたオーラを漂わせている中で、稲垣吾郎はあくまで自然体。彼の周りだけゆったりした時間が流れ、ヨーロッパの避暑地に吹いているのと同じ風を従えているような、独特のエレガンスを感じさせる。インタビューの時も、“質問に答える”というより、どちらかというと“会話を楽しむ”といった風情で、よく笑うし、こちらの話もちゃんと聞いてくれる。

 2011年の秋に、バラエティ番組『ゴロウ・デラックス』(TBS系)の収録前に短いインタビューの時間を持ったことがあった。SMAP初の海外公演である、中国・北京工人体育館でのコンサートから1ヵ月ほど経った頃だ。私は、たまたま取材で北京の公演に行っていたので、せっかくなら北京の感想も聞きたいなと思っていた。インタビューの後半、私が「北京のコンサートに伺ったんです」と切り出すと、「へえ、わざわざありがとうございます。コンサート、どうでした?」とキラキラした瞳で逆質問された。北京公演での私の席は、アリーナの招待席ではなく、北京の友人に購入してもらったスタンドの一般席。周りは中国人だらけで、「KANSHAして」や「ダイナマイト」の曲中に観客が入れる「フッフー!」という合いの手を、誰も入れることができなかった。私は、「ここは盛り上げたい!」と思い、率先して合いの手を入れていた。すると徐々に周りが真似し始め、途中からは何百人もの人が、私の振りと掛け声に合わせていた。

 稲垣にその話をすると「へえ、面白い!」とこちらが恐縮するほど喜んでくれた。私はずうずうしくも、「今度、海外で公演をするときは、スタンドにはチアリーダー的な役割の人を置くといいと思います」と、自分のアイディアを伝えてみた。彼は、「いや、いい話聞いたな。今度、スタッフに話しておきます」と言って、満足そうに、あの優雅な微笑みを浮かべたのだった。

稲垣がSMAPメンバーに選んだ花、そこから見える観察眼とは?

 ところで、連載3回目『記者が見た5人の真実』に登場した“SMAP花束リレー”の花束についてだが、それは、エンタメ誌『オリ?スタ』(2015年2月)でSMAPが表紙になったときの“読者からの質問”「お花好きな吾郎くんがメンバーに花を選ぶなら?」で、稲垣に選ばれた花を集めたものだ。

 木村拓哉は大胆で存在感のある“ブラックダリア”、草なぎ剛は可愛らしくて朗らかな“ブルーのアネモネ”、香取慎吾は、「一般的にはひまわりかもしれないけど」と前置きしながら“いろんな色のチューリップ”。中居正広は長持ちする“胡蝶蘭”。稲垣本人は、「白い花が好きなので」モダンな“カラー”。そんなところにも、彼独特の繊細な観察眼が光る。

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