(更新: ORICON NEWS

Wエンジン×あゆみくりかまきの異色対談! 謎の“熊”アイドルと本音トーク……!?

Wエンジンが“惚れてまう”あゆみくりかまきの『あゆみくりかまきがやって来る!クマァ!クマァ!クマァ!』のこの1曲とは

えとう 僕は、まず最初に歌詞とか何も見ずに聴いたんです。というのも見た目のインパクトがあったので、正直どんな曲なんやろと……そしたら1曲目の「スターライトジャンボリー」の出だしから衝撃が強すぎて一気に“あゆみくりかまきワールド”に引き込まれました。他の曲も凄く良かったけど、1曲目のパンチ力には度肝抜かれて。その後にじっくり歌詞を読んだら“分かれ道は茨の道を選べばNo Doudt”とメッセージもちゃんとある。どんな思いで歌詞を書いたんですか?
まき 作曲してくださった親熊(APAZZI&U.M.E.D.Y.)さんから「スターライトジャンボリー」の歌詞を書いてみないかと言われまして。
チャン ちょっと待って。急に新キャラ出てきましたけど、親熊って誰ですの?
まき APAZZI&U.M.E.D.Y.さんは東京の父熊なんです。よく相談にものって頂いてるのですが、そういったことを曲にも反映してくださるんです。で、「スターライトジャンボリー」に関して3頭で話し合いまして、私たちのライブで輪になって踊るということを歌詞にしたいねと。そこから膨らませて歌詞を書いていきました。
えとう 正直言うと最初はライオンやキリンという言葉が歌詞に出てきたので、ソッチ系の曲なのかなと思って聴いてたんです。でも曲が進んでいくうちに壮大なテーマになっていく。あゆみさんももちろんこの歌詞には思いを込めているんですよね?
あゆみ はい。
チャン 例えば「歌詞のこの部分わたし書いてます」とか、「ここを一番ポイントにして歌ってます」とかあります?
あゆみ <貴方なりのくしゃくしゃなfaceで>がポイントです。泣き顔ってブサイクになりますよね、でもそれでいいんだよって言いたかったんです。ライブでもまたぎの方が顔をくしゃくしゃにして泣いてくれるので、その光景を思い浮かべて書きました。
えとう 隠すんじゃなくて、裸の自分を見せて欲しいと。
あゆみ 私たちのライブでは人間の中にある“熊魂=本心”を解放して欲しいという思いもあるんです。生きていく中で背負っている色んなものをライブで解放して欲しくて。
チャン 人間界で言うところのプライドってやつですね。僕は「鮭鮭鮭」が好きです。鮭をテーマにしてこんなええ曲作る人たちなんて初めてですよ! <挑戦しなければ始まらない>なんて鮭を通して言うことじゃないとも思ったんですけど、逆に鮭を通してしか言えないこともあるんじゃないかと。最後の“あきらめてしまいそうな時こそ笑い飛ばせるチカラを”って歌えるのは鮭をちゃんと摂取してるからやろうと。鮭に入ってるカルシウムを摂取しないとイライラしてしまいますから。だって最初の歌いだしめっちゃイライラしてますよね。でも鮭を摂取することで、だんだん前向きになってはるし生きる勇気も湧いてきます。鮭を食べて、更に「鮭鮭鮭」を耳から摂取することでダブルで健康になれますから!
あゆみ そこまでは考えてなかったです(笑)。あ、でも人それぞれだと思うので。
えとう じゃあこの曲は生活習慣病は危ないから気をつけましょうというメッセージでは……?
まき ないです!
えとう ちなみに「鮭鮭鮭」とか「蜜蜜蜜」、「森森森」というタイトルがあるけど、これはなんなんですか?
まき それは熊文字と言いまして、私たちにしかつけられないタイトルになってるんじゃないかと。熊に関係している文字を3つ並べると熊文字になります。
チャン なるほど! あゆみくりかまきさんの曲を聴くと元気をもらえるし、明るい気持ちになります。

あゆみくりかまきが“惚れてまう”あのアーティストのこの1曲

えとう あの時あの曲が私を変えたみたいな、皆さんが今までに影響を受けたアーテイストや楽曲はありますか?
あゆみ FUNKY MONKEY BABYSさんの「ちっぽけな勇気」です。私なんかが歌手になれると思ってなくて、でもどうしても夢をあきらめられなかったんです。で、「ちっぽけな勇気」を聴いたら、挑戦してから失敗するなら後悔しないんじゃないかと。その後にファンモンさんの事務所を調べて、デモテープを送ったのがデビューのきっかけになりました。
えとう 本当に勇気をもらったわけですね。
あゆみ はい。今の所属事務所はファンモンさんと同じなんです。
チャン 凄いですね。夢のために頑張ってたからこそ、ちっぽけな勇気でも叶ったんやろうね。
くりか 私はMAN WITH A MISSIONさんの「DON’T LOSE YOURSELF」です。私たちのライブではDJタイムといって、他のアーティストさんの曲をかけてあゆみとまきが盛り上げるライブパターンもあるんです。くりかまき時代にDJタイムで初めてJロックの曲をかけたのが「DON’T LOSE YOURSELF」だったんです。
えとう 熊だからオオカミに対抗して……とかそういうことではないですよね?
くりか あゆみくりかまきは生まれた時から熊なので……。
チャン 凄い綺麗に熊らしい言葉が返ってくるな〜。フィギュアスケートで言うたら満点出てますよ。
えとう ほんまくりかちゃんとまきちゃんは動じないですね〜。
まき (笑)。私はONE OK ROCKさんの「69」です。初めてロックフェスでこの曲を聴いたんですけど、ボーカルのTakaさんが歌詞ではなく台詞というか思いの丈をステージで叫んでいて。その姿に衝撃を受けて私もあんな風になりたいと思いました。そこから自分のライブに対しての考え方も変わったので、ターニングポイントになった曲です。
チャン それを聴いて自分は盛り上げ役をやろうと。
まき そうなんです。思いの丈をシャウトしている姿を見て、カッコいいなロックだなと思いました。今までは自分が考えてきた台詞をライブで叫んでいたところがあったので、そうじゃなくステージで感じたままを伝えることで多くのオーディエンスに響くんだということを気づかせて頂きました。
えとう 3熊ともちゃんとアツい考えを持っていることがわかりました。ありがとうございました!
チャン ライブも楽しみにしています!

(文:奥村百恵/写真:鈴木かずなり)

「WAR CRY」ミュージックビデオ

あゆみくりかまき オフィシャルサイト(外部サイト)
Wエンジン オフィシャルサイト(外部サイト)

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索