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瀬戸康史が“ナルさま”役で新境地「人気に実感ない」

 好調な視聴率を記録するNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、日本初の女子大学設立に奔走する成澤泉役を演じる俳優の瀬戸康史。ディーン・フジオカ演じる五代友厚が亡き後、“五代ロス”に沈んでいた視聴者の心を埋め、“ナルさま”の愛称で親しまれる瀬戸が大きな反響を呼んている。昨年、デビュー10周年を迎えた瀬戸が、“ナルさま”での反響、俳優としての苦悩や今後について語った。

“ナルさま”で人気に実感ない! 認知してもらえてうれしい

──『あさが来た』も終盤に差し掛かっていよいよ登場した成澤泉。ディーン・フジオカさんが演じる五代友厚亡き後、“五代ロス”に沈んでいた視聴者の心を埋めてくれる“ナルさま”として話題ですが、実感はいかがですか?
瀬戸康史 それがあんまりないんですよ。このところ外を歩く機会がないので、見知らぬ人から声をかけられることもなく、4月スタートのドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)のスタッフに「ナルさま、ナルさま」って呼ばれて、ようやく「そう言われてるんだ」ってわかったくらいです。

──何より見た目で“びっくりぽん”(あさの口癖でびっくりしたという意味)だったのが無精髭。あまりにもこれまでのイメージと違っていたので……瀬戸さんってヒゲ生えるんですね。
瀬戸 生えますよ(笑)。2、3日くらい伸ばしっぱなしにすれば、あれくらいは。まあ、結局すぐに劇中でさっぱり剃っちゃいましたけど。

──無精髭にボサボサ頭、そして“ふやけたワカメ“のようなヨレヨレの羽織姿で登場したときは本当に衝撃的でしたが、周囲の反響はどうですか?
瀬戸 やっぱり今まで演じてこなかったタイプだからか、わりと前向きな声が多いです。「ちゃんと芝居できるんだね」とか。僕も今年で活動11年目にですが、やっぱりまだまだ知っていただいていない方も多いなかで、『あさが来た』は視聴率も高いですし、観ている層も広い。そういう意味でもたくさんの方に認知してもらえてるのはうれしいことです。

朝ドラでは、「なんだコイツは!?」と思われるような異質な存在感を意識した

──日本女子大学を創立した成瀬仁蔵という実在の人物がモデルで、瀬戸さんも日本女子大を訪れるなどして役作りをしてきたそうですが、ナルさまを演じるにあたってどんなことを意識していますか?
瀬戸 僕としては、あの時代に女子教育のために力を尽くした男がいた、ということを知ってもらいたいということがまず第一にありました。だからかなり後半からの登場ですが、成澤のことをしっかり視聴者の方に印象付けたいなと思いました。しかも、『あさが来た』の登場人物はそれぞれキャラが濃いので、埋もれちゃいけないなと。なのでアメリカ帰りだからオーバーなジェスチャーにしたり、頭をボリボリかく癖を付けたりと、見た目からして「なんだコイツは!?」と思われるような異質な存在感を意識しています。

──女子教育を語る時のキラキラした目も印象的でした。
瀬戸 僕もオンエアを観て思いました、照明さん頑張ってくれたな〜って(笑)。いや、僕もキラキラさせる意識で臨みましたが、実際に目が輝いて映るかどうかは、やっぱり照明さんのおかげが大きいです。

──あんな目で大きな夢を語られたら、あさならずとも財力のある女子は援助したくなるかも……というのが、“ナルさま=ダメンズ”と言われるゆえんでもありますが(笑)、男性から見たらどうですか?
瀬戸 僕は好きです。それこそお金もないのに後先考えず突っ走る危なっかしさもあるけど、夢を行動に移せるっていうことはすごい。誰しも夢があっても、いざ行動に移そうというときにふと立ち止まるものじゃないですか。だけど成澤は前だけを見て、とにかく行動あるのみで突き進む。僕もどちらかというと慎重派なので、そんな成澤の姿勢に学ぶべきところは多いですね。

──夢を追って着るものもいとわず、風呂も入らず、食べるものも食べず。かつ家庭を顧みず、というところはどう思いますか?
瀬戸 そこはないです(笑)。僕は九州男児ですから、家庭は大事にします! ってまだ先の話ですが、昔から結婚願望はあったので、いつかは、ですね。

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