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関西外国語大学のクラブで探究! 国別カルチャー紀行<前編>
【スペイン】情熱のダンス&ギターにアツい青春!〜
スペイン好きの部員が多い関西外大のフラメンコ部。毎週火曜日と金曜日、フラメンコの踊り、歌、ギターの各パートに分かれて練習しているそう。この数年は海外留学生がいないけれど、毎年参加している「全国大学フラメンコフェスティバルin館山」では、日ごろの練習の成果を披露し、踊って歌ってとスペイン一色の祭典を楽しんでいるんだとか。
スペイン南部のアンダルシア地方の伝統芸能。情熱的な歌と踊り、ギターの伴奏で構成される。フラメンコの歴史には謎が多いものの、インド起源の移動型民族・ヒターノ(ロマ)、アラブ系民族、アンダルシアの伝統が融合した多文化的な芸能といわれている。
【フィンランド】留学生も一緒に魅惑のハーモニーを披露!
合唱はフィンランドをはじめ北欧で盛んな音楽。同部には、アイスランドやアメリカ、カナダなど幅広い国籍の留学生が入部してくるそうで、普段は日本語と英語を使い分けて会話しているとか。今の部員は52人で、普段は毎週月曜日と木曜日に活動。「大阪府合唱祭」や「大学合唱コンペティション&コンベンション」など複数のコンクールのほか、地域のイベントでも歌声を披露しているので、いろんな経験ができるそうだ。
合唱は、キリスト教会音楽としてヨーロッパで発展。長く男性合唱が中心だったが、19世紀ごろから女性も参加するようになった。交響曲のほか合唱曲も数多く残した作曲家のジャン・シベリウスを輩出したフィンランドは、合唱大国といわれるほど合唱が盛ん。ヘルシンキ大学合唱団やタピオラ少年少女合唱団は、世界的にも知られている。
関西外国語大学
大阪府枚方市中宮東之町16-1
(取材協力:関西外国語大学)