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アジア式ハロウィン!? タイの奇祭“ピーターコーン祭り”ってナニ?

いまや日本にもすっかり定着したハロウィン。昨年は、セーラームーンやアナ雪など、街のいたるところに仮装をした人々が溢れ、その経済効果は1000億円規模とも! ハロウィンといえば、古代ケルト人が起源とされ、ヨーロッパやアメリカで親しまれるお祭りですが、アジアの人気スポット・タイにも、これに似たユニークなお祭りがあるんだとか。

話題のシェアトリップでいざタイの奇祭へ!

 ここ数年、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』(フジテレビ系)など、世界を巡る旅番組が人気を集めています。番組内では、世界各地のお祭りが紹介されることもしばしば。『〜イッテQ!』では、お笑い芸人の宮川大輔さんが“お祭り男”として、大規模なものはもちろん少々コアなお祭りにも参加していて、その姿は何とも楽しげですよね。

世界を旅するテレビ番組が人気!

世界を旅するテレビ番組が人気!

 日本と同様、世界には現地の人しか知らないような風変りなお祭りがたくさんあります。タイのハロウィンともいわれる(!?)、ルーイ地方の“ピーターコーン・フェスティバル”もそのひとつ。有名な仏教説話を元にしたもので、崇高な仏像について行く精霊に仮装した若者たちが繰り広げる、パレードやダンスコンテストなどが見どころなんだとか。調べてみると、今年の会期は、ちょうど6月26〜28日の3日間。これは早めの夏休みを取って行くしかないでしょ!
  • タイ企画に同行した編集Y子

    タイ企画に同行した編集Y子

 ただ、奥地で開催され、タイの中でも知る人ぞ知るこのお祭り。いざ訪ねてみようと思っても、このイベントが組み込まれたツアーがなかなか見つからない…と、目についたのが、最近若者に人気のシェアトリップ「トリッピース」。自ら旅のプランナーとなって参加者を募り、ツアー化できるのが同サービスの特徴ですが、数あるプランの中に、ピーターコーン祭りを巡る企画を発見!

 編集Y子は思った。これ、取材で行けたら自分も楽しめて一石二鳥じゃない? ダメ元で「トリッピース」にアポ入れすると、ありがたいことに取材OKの連絡が(やったぁ!)。そこで、6月26〜29日に実施された、タイ企画に同行させていただきました!

厄払いや雨ごいなどの祈りが込められた歴史あるお祭り

  • タイ企画に参加した5人のメンバー

    タイ企画に参加した5人のメンバー

 今回の旅は、タイに留学経験があるトリッピース勤務の中山さん(愛称:アツ兄)が企てたもの。タイには、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のランタンをあげるシーンのモデルになったともいわれる、チェンマイの「コムローイ祭り」や、タイ全土で行われる“水かけ祭り”の「ソンクラーン」など、各地でさまざまなお祭りが開催されていますが、タイに詳しいアツ兄も、はじめはこのお祭りの存在を知らなかったそう。

 この仕事に就いて、タイ政府観光局と情報交換をする中で祭りの存在を知り、この旅を計画したんだとか。あまり名の知れないお祭りですが、4名がエントリー。アツ兄を含むアラサー5名が今回の旅のメンバーです。
 ルーイ地方は、タイの首都・バンコクから飛行機でおよそ1時間。タイの中でも涼しい地域で、日本でいう長野県・軽井沢のようなリゾート地として親しまれています。ピーターコーン祭りが開催されるのは、さらに車で2時間ほどかかる村、ダーン・サーイが舞台。普段は穏やかで静かな田舎町ですが、年に一度祭りの会期中は、村人はもちろん、市外や海外からの見物客も訪れ、一変して街が華やかに賑わいます。

 そもそも、ピーターコーンは、有名な仏教説話をもとにしたもので、厄払いや雨ごいなどの祈りが込められたお祭りとして行われてきたんだそう。“ピー”は霊、“ター”は目、“コーン”は仮面劇という意味。村人たちが“精霊”として、ココナッツの樹木で作られた奇妙な仮面とカラフルな衣装を身にまとい、さらに男性器をかたどった木彫や細長い刀を手に持って、街中を練り歩くことが、これが奇祭と呼ばれる所以です。

“精霊”に扮した村人がカラフルな仮面をまとってパレード!

 私たちは、特に大きな盛り上がりをみせるという、お祭り2日目に参加。10時開始のオープニングセレモニーよりも早めに会場入りした我々でしたが、早くも大勢の見物客がいて、「もっとローカルな小さいお祭りかと思ってた」(アツ兄)、「思っていたよりも盛大!」(周ちゃん)と驚きの様子。街中へ進んでいくと、日本の夏祭りのように、いたるところに食べ物や衣類、おもちゃなどを売る屋台が。その中には、もちろん仮面も売っていて、みんなで被り合ってハイチーズ!

 オープニングセレモニーが始まると、会場のボルテージはさらに上昇! 奇抜な衣装に身を包んだ村人たちが、ユーロビート調の音楽に乗せて、ノリノリで街中をパレードします。現地の方々はサービス精神旺盛で、カメラを向けるとポーズをしてくれたり、快く一緒に記念撮影をしてくれたりと、ウェルカムムード。自分自身もパレードに参加しているような感覚で、みんなでリズムに乗ってパレードを楽しみました。

 日本にはない独特な雰囲気を醸すお祭りに参加して、「活気や迫力があって楽しいお祭りでした! みんな陽気に踊っていて、日常のつまらないことを忘れさせてくれました。ジトッと湿って蒸し暑く、たくさん汗を掻いて気持ち悪いはずなのに、なぜかとても気持ち良かったです!」(よっしー)。
 「沿道から眺めるだけでなく、パレードに割り込んで記念撮影ができたり、みんなで楽しむことができるお祭りでした。今度行く機会があれば仮面をつけて踊ってみたいです!」(ナカムー)、「タイらしさが出ていて楽しかった! もう少し気温が低かったら、お面被って参加したい」(オアシス)とみんな大興奮! 忘れられない思い出の1ページになったようです♪

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