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SUPER JUNIOR-K.R.Y.『約2年ぶりの単独ライブに潜入☆うれしいサプライズも!?』
イェソンの悲しいクリスマスの思い出とは……
この日は、メンバーから少し早めのクリスマスプレゼントとして、「サイレント・ナイト」を筆頭に、世界中の人に愛されるクリスマスソングを熱唱。ワム!の「ラスト・クリスマス」では、3人が肩を組んだり、じゃれ合ったりしながらステージ左右を移動。また客席に手を振ったりと、ファンとのコミュニケーションを積極的に図る場面も見られた。しかも、メンバーたちのクリスマスエピソードも披露。「僕たちはいつもスケジュールがありました」(リョウク)、「僕はデビューする前、ある歌手のコンサートを観に行きました」(キュヒョン)と語る2人に対し、「僕は以前彼女がいた頃に……」と重々しい口調で語り出すイェソン。そんな彼の恋バナに「キャー」と悲鳴を上げる観客。「本当に今はいませんよ〜」とひと安心したあと、「クリスマスの日に、プレゼントと手紙を彼女に渡したんですけど、カフェのトイレに僕が行っている間に、そのまま残して彼女は帰ってしまいました。僕が至らない男だったんだと思いますが、それ以来、僕はクリスマスに恐怖心を抱くようになってしまいました」とイェソンの辛く悲しいクリスマスエピソードに同情(?)する観客。「大丈夫〜?」となぐさめるキュヒョン。「そんな身近な心を込めて「クリスマス・イブ(山下達郎)」を歌います」とイントロがはじまり、イェソンが<きっと君はこない〜>と歌い出すと、場内は爆笑に。その後「みなさん一緒に」とキュヒョンがマイクを客席に向け、全員で大合唱。ツリーの映像や雪が降る演出も行われるなど、ひと足早い幸せなクリスマス気分を堪能することができたのだった。「今年のクリスマスもみなさんと一緒に過ごせると思います」(リョウク)、「神戸のコンサートにいらっしゃるかたいますか?(「ハーイ!」の歓声に)来てくださるかたは彼氏がいないんですね(笑)」とさっきのお返しに?ブラックジョークを発するイェソン。「(僕たちと一緒にイブを過ごせる)みなさんは、ラッキーだよ!」とキュヒョンがすかさずフォロー&アピール。
初のシングル発売決定&世界初披露!
さらに、初シングルに収録される一青窈の「ハナミズキ」のカバーもこの日披露され、見事なまでにK.R.Y.の世界観に染め上げられ、優しさと強さ、いい意味で男性ならではの繊細さが際立つアレンジとなっていたのが印象的であった。「CDで聴くとコンサートで聴くのとまた印象が違います」とイェソンもおススメ。新旧あわせて、計22曲、日本ツアーのためだけに作り上げられた約2時間半に及んだスペシャルステージは、澄み渡った大空を駆け抜けていくように、清々しい気持ちで幕を閉じた。
そして、彼らが先ほど言っていたように、12月22日から24日には、神戸ワールド記念ホール、さらに2013年1月22〜24日には、日本武道館でのライブの開催が決定!SUPER JUNIOR-K.R.Y.の3人の歌声が、クリスマスイブを、そして、来年の年明けを心地よく、さらに素敵な夜に彩ってくれるに違いない。
(文:星野彩乃)
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