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FTISLAND『一番“危険な香り”がするメンバーって誰……!?』

 全国4ヶ所5公演にわたって行われたアリーナツアー『FTISLAND Summer Tour 2012〜RUN ! RUN ! RUN !〜』を大成功させたFTISLANDが、加速した勢いを止めることなく新曲「TOP SECRET」をこの夏リリース!ツアーを終えた直後、興奮冷めやらぬメンバーにインタビューしました。

初のさいたまスーパーアリーナ公演では……

――アリーナツアーお疲れ様でした。最終日のさいたまスーパーアリーナでは、リーダーのジョンフン君は泣いていましたね。
チェ・ジョンフン感動して、初めて泣いてしまいました。
イ・ジェジンまさかリーダーが泣くとは思わなかったから、正直、最初は嘘泣きしてると思ったんです(笑)。
チェ・ミンファン僕も、絶対演技だと思ってました(笑)。
ジョンフンあれはすべて演技です(笑)。
イ・ホンギ嘘だね。だって、演技だとしたらもっとカッコいいのに、すごいぶっさいくな顔してたもん。
【一同】 (笑)
ジョンフン正直、今までは、どんなにほかのメンバーが泣いていても、僕はリーダーだから泣いたらダメだって我慢していたんです。でも、今回は我慢ができなくなってしまって。(突然ホンギに向かって)あれは、ホンギ君がいけないんだよ〜。僕に“5年間のFTISLANDの活動を振り返ってみてどう?”って振るから。
ホンギえっ?僕のせい?
ジェジンそうだ、ホンギ兄さんがリーダーを泣かせたんだ〜。
ジョンフンホンギ君のせいで、いろんな思い出が一気に蘇ってきて。正直、韓国ではバンド文化が根付いていないから、最初の頃はなかなか理解してもらえなくて、たくさん辛いことも経験したし、それをみんなと一緒に乗り越えてきたなって。
ホンギ本当にいろいろあったよね〜(しみじみ)。
ジョンフンそんななかで、日本に来て、ゼロからスタートして、少しずつファンの人たちが増えていって、会場も大きくなっていって。

――今やさいたまスーパーアリーナを超満員!チケット入手困難なグループですからね。
ジョンフン本当にファンのみなさんがいてこそのFTISLANDだなって。
ソン・スンヒョン僕はあとから加入したんですけど、ジョンフン兄さんの話を聞いて、心に来るものがありました。そして、改めてジョンフン兄さんは、やっぱりFTISLANDのリーダー(にふさわしい人)だなと思いました!


――ステージ以外でもメンバーの前で泣いたりすることはなかったの?
ジェジンステージ以外ではたまにありましたけど。
ジョンフンメンバーと8年間一緒にいて、ほとんどなかったですね。でも、次の曲が切ない雰囲気の「I believe myself」だったから、雰囲気を壊すことがなくてまだよかったかなって。でも、ギターいっぱい間違えちゃって……ごめんなさい。

――いやいや、いつも以上にギターのフレーズ、1音1音に感情がこもっていてすごい感動でした。あの日は“S.F.HEROES”もあったりして、終始笑顔のライブになると思っていたから、余計にジョンフン君の涙はライブをドラマティックにしていたよね。
ジェジン僕も最後まで笑顔のまま終わると思ってたから、急にリーダーが泣き出したとき、僕たちはどうしたらいいのかわからなくて。

――みんな最初は戸惑っていたけど、ホンギ君がジョンフン君のところにいって抱きしめていたのがまた感動的で。
ジェジンジョンフン兄の心からの本当の気持ちだったから、僕たちも感動しました。

――で、結果メンバーみんな泣いてた、と。
ホンギもう、ライブの話はやめましょ!僕たちFTISLANDが泣き虫バンドみたいなイメージになっちゃうから(笑)。

新曲は、シックでセクシーなスタイル!!

――わかりました。では、ライブでも少し披露された新曲「TOP SECRET」のお話を聞かせてください。
ジェジンこの曲は今まで挑戦したことのない、FTISLANDになかったタイプのセクシーな曲で。ギターにもセクシーなフレーズがたくさん入っていて、僕はセクシーじゃないから、どうしよう〜って最初は思ったんですけど、弾いていくうちに自然に悪い男の本能がちょっとずつ出てきました(笑)。この曲を聴くと、みなさんも隠していた自分の本能に気づくと思います!
スンヒョン本当にこの曲は、ギターリフがおもしろいんですよ。とくにジョンフン兄さんのイントロのギターリフ!シックでセクシーなスタイルでいいんですよ〜。
ジョンフン(照笑)確かにこの曲はイントロのギターが重要だから、僕の魂を込めて弾きました。
【スンヒョン】 あと、ホンギ兄さんとジェジン兄さんにも注目してほしいです。今までにないセクシーで大人な雰囲気だけど、FTISLANDに似合っていいと僕は思います!
ホンギ初めて聴いてもすぐにノレる曲だと僕は思います。
ミンファンライブで1コーラスだけ披露したときも、新しいタイプの曲だから、ファンの人はどんな反応をするんだろう?って思っていたんですけど、すごい盛り上がってくれてうれしかったです!

――歌詞の内容にしろ、「TOP SECRET」とは対照的に物悲しさが漂っているよね。
ジェジンもう、とことんまで落ちてしまうという……曲を作ったときに、韓国語でも歌詞を書いたんですけど、そのときはあまりにも下向きすぎる内容だったんです。だけど、今回作詞家 さんに日本語で書いていただいて、僕が書いたものよりもちょっと上を見上げている感じになったので、よかったかなって。

――「Beloved」もまた涙を誘うナンバーだよね。
ホンギジェジン君謝ってください。
ジェジン……すみません……。
ミンファンでも、「Beloved」で気分が落ちたあとに「Here」がきて、最後は笑顔になれますから! 「Here」自体、ポジティブですごくいい曲なんですけど、「Beloved」のあとにくるから余計に前向きさが際立って、改めて曲順って大事だなって思いました。
ホンギあと、ジェジン君にもうひとつ、謝ってほしいことがあります。
ジェジンなんですか?もう、ないよ〜。
ホンギ「Beloved」のキーが高すぎます!感情的にも歌っていると本当に悲しくなってくるし、でも、高音域を出さないといけないから、もう、大変で。
ジェジンすみません……。でも、僕だって、歌うとき、常にホンギ兄さんのキーに合わせてるから、大変なんだよ。ホンギ兄さんは、高い声が出ちゃう人出るから。
ジョンフン僕も曲を作るとき、ホンギ君をイメージしてメロディーを考えるので、ガイドボーカルをやるのが大変で(苦笑)。
スンヒョンわかる〜。
ホンギなんか僕、責められてない?(笑)

――確 かにホンギ君は、女性でも難しい高音域が出せちゃう人だからね。
ホンギ褒められるべきところで責められるのはおかしいですよ〜(笑)。

――ちなみに前回「Distance」を歌うのが一番大変だって言っていたけど。
ホンギ「Distance」を超えました(笑)。ライブで歌うと倒れそうです。
ミンファン次のツアーでは、「Distance」「Beloved」連続でやりましょう〜!
スンヒョンいいですね〜!
ジェジン「いつか」「Distance」「Beloved」「Always」で、最後に「I believe myself」にしましょう〜!
【一同】 いいですね〜(拍手)
ホンギダメ、絶対ダメ!
ジェジンあっ韓国の「ものすごく」も加えましょう〜。
ミンファン最高!!
ホンギお前ら覚えとけ!!(笑)
ジェジンごめんなさいーー。
(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:鈴木健太)

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