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THE ポッシボー『挫折を乗り越え“V字回復”した理由に迫る!』

“V字回復アイドル”として話題を集めているTHE ポッシボー。11月16日には念願の中野サンプラザ公演も決定したなか、そのメモリアルデーをタイトルに冠したアルバム『1116』を発売。数年前にはライブの動員が100人を切った時期もあったが、挫折を乗り越え夢のステージへの切符をつかんだ5人にいまの心境を聞いた。

最近はポジティブなメッセージの楽曲が増えた

――最新アルバムは中野サンプラザ公演の開催日をタイトルにしていますが、やっぱり思い入れが強い会場なんですね。
後藤夕貴ハロプロエッグとして、芸能界に入って初めて立ったステージなので、思い入れが強いです。そのときは先輩たちのバックダンサーでしたけど、ようやくマイクを持って自分たちの曲を歌えます。THE ポッシボーにとってターニングポイントになると思います。
橋本愛奈8年という時間がかかったことも大きいですね。2年間シングルが出せなくて、ライブの動員も減っていった時期を乗り越えて、どんどん上がっていける気がしていたけど、去年のツアーでは動員が27人足りなくてサンプラザが決まらなかった。すんなり越えられる壁ではないと現実を知りました。
後藤ツアーで初めて訪れる会場だと、“透明人間が多いな”というときもありましたし。でも最近は行ったことがない場所でも当日券が売れたり、「前のライブを観てツアーについて行きたくなりました」という方もいたりするので、積み重ねは大事だなと実感しています。

――停滞していた時期からV字回復に至るまでに、何が変わったんですか?
秋山ゆりか自分たちの意見を言うようになったことは大きいと思います。ライブでも打ち合わせ段階から会議に入れさせてもらうようにして。
諸塚香奈実以前は衣装もセットリストもMCも全て用意されていたんですね。でも、ゼロの状態から自分たちが関わってライブを作り上げていくスタイルに変えました。曲順を自分たちで決めたり、衣装も「こういうのを着たい」と提案してみたり。どうしたら皆さんが楽しんでくれるか、自分たちで考えるようになったので、お客さんとの距離も近くなったと思います。
岡田 ロビン 翔子今のポッシボーを表すポジティブなメッセージの楽曲も増えてきたんですよ。日々悩んでいる方も多いと思いますけど、自分の心境とリンクさせて応援して下さる方も増えてきました。
橋本前はもっと“今に見てろよ!”とか強いメッセージが多かった。
ロビンライブでも、私たちが戦っている姿をファンの方が眉間にシワを寄せて観ていたのが、最近は笑顔で観てくれる方が増えている印象があります。

――『1116』もそういうポジティブなイメージの作品が多くなっていますね。
諸塚「全力バンザーイ!My Glory!」は今のポッシボーの代表曲で、ライブで盛り上がる定番になりましたけど、もともとシングル化する予定はなかったんですよ。ライブでお客さんの反応がすごく良くてシングルになったので、お客さんと作り上げた感じがします。この曲があって良かったと思います。
秋山個人的に好きなのが「Do Me!Do!」。去年の夏に横浜BLITZで初披露して、すごく盛り上がったのを鮮明に覚えています。歌詞も大人っぽいし、2、3年前の私たちでは歌えなかった曲だと思います
ロビン「乙女!Be Ambitious!」もライブで歌うとテンションが上がる曲ですね。BPM196の高速スカで、最初は速すぎて付いていけませんでした。それが最近だと体に馴染んできた気がします。
橋本イケイケの曲が続いていたのを、さらに上回る熱い曲で、“まだまだこういう路線で行くんだ!”と感じたのを覚えています。そのイケイケドンドンなイメージをいい意味で裏切るのが、1曲目に収録されている「りぼん」。横浜BLITZで1曲目にやったときに、シーンとなった光景は今も忘れられません。命の誕生の歌で、ポッシボーの現状と重ね合わせて「生まれ変わる(reborn)」ということなんですけど、曲をいただいたときはどう解釈して歌えばいいのか悩みました。

中野サンプラザの先に見据えているもの

――それぞれサンプラザに向けた公約を掲げられていますね。
ロビン私は「チョコレート断ち」をしています。この前も差し入れですごくおいしそうなチョコレートをいただいて、我慢できなくなりそうだったんですけど、メイクさんに「食べてください」って、あたかも私の差し入れのように渡しました(笑)。
橋本私は「ヘソ出し衣装を着る」と言ってますけど、だんだん恥ずかしくなってきてます(笑)。でも有言実行で、需要があるうちに解禁していこうと思います。
諸塚「サンプラザまでに腹筋をタテに割る」と公約しましたけど、あと2ヶ月ちょっとなのに、まったく変化がないんです。何もやってないから(笑)。残り2ヶ月でどれぐらい絞り込めるか、戦いです!
後藤私は打倒ロビンで、「センターに立つ」という公約を掲げました。今回のアルバムでポッシボー初のソロ曲(新録曲「Lovely!Lovely!」)をもらって、“私でいいのかな?”という不安も大きかったけど、ファンの皆さんも応援してくれてるし、もっと自分を強くしていかなきゃなって。
ロビン会場が(イメージカラーの)黄色いサイリウム一色のひまわり畑みたいになるのも楽しみだよね!
秋山私はサンプラザで黒髪にします。
ロビンあっきゃん(秋山)がお休みのとき、4人で勝手に決めちゃいました(笑)。ポッシボーは「貫録がある」と言われることが多いので、アイドルっぽくごとぅーに続く黒髪にしてほしいなって。

――他にサンプラザ公演に向けて心がけていることはありますか?
ロビン今ライブハウスツアーを回っているんですけど、ライブハウスだとお客さんと距離が近いから、すぐに熱気が上がるんです。でも、ハロコンのサンプラザにゲストで出させていただいた時は、すぐには熱くならなくて。だからリハーサルからホールを意識した見せ方を考えていかなきゃなって思っています。
秋山ライブの熱さや親近感はどのアイドルにも負けないと思っていますけど、そのままサンプラザで出せるかといったら、難しいかもしれない。どうしたらファンの方に自分たちの熱量が伝わるか、勉強して挑みたいです。
後藤あとは体力作りですね。ツアーを回って体力がついたつもりでしたけど、ハロコンの時は1曲だけで息切れしちゃって。まだまだだ!と思って、縄跳びを始めたり、体幹を鍛えるトレーニングを家でやってます。
諸塚私も「全力バンザーイ!My Glory!」1曲だけで、しかも“バンザーイ”ぐらいしか歌ってないのに、緊張もあってノドがカラカラになってしまったんです。だから本当に中野に向けて体力作りをしないと。でも、意識しすぎず、普段の自分も見せたいなと思います。
橋本私はノドを痛めやすいので、会場が広くてもヘコたれないくらいのノドの強さを付けたいです。歌も評価していただいているので、来てくださった方に「何だあいつ、ショボイじゃん」と言われないように。

――サンプラザの次のことは考えていますか?
ロビンそうですね。サンプラザで終わりではないので、定期的に大きいステージに立てるようになりたいです。
橋本私はこの前、9nineの日本武道館公演を観に行ったんですけど、同じ5人組だし、ほぼポッシボーと同期なのに武道館を満員にしていて、すごく刺激を受けました。いつか私たちもあの大きな会場に立ちたいです。
(文/斉藤貴志)

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