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ORICON NEWS
趣味特集:『楽しい身体作りを、はじめよう。』
そんなとき、「自分は意志が弱い」なんて嘆くことなかれ。やる気がしないのも、続かないのも、科学的な理由がちゃんとあった! そこをきちんと押さえて、これからは自分に合った楽しい“身体作り”をしよう。
P1.男の“身体作り”にいい3つのこと
P2.楽しく鍛える、ズバリな方法
P3.余った時間の「1分筋トレ」
ナビゲーター
村上 晃平(むらかみ・こうへい)
フィットネスコンサルタント。運動生理学に脳科学や心理学を掛け合わせた効果的なトレーニング方法を開発、指導している。
村上 晃平(むらかみ・こうへい)
フィットネスコンサルタント。運動生理学に脳科学や心理学を掛け合わせた効果的なトレーニング方法を開発、指導している。
男の身体作りに必要な3つのこと
「“しなければ”ダイエット」はしない!
「人がモノゴトを継続できる唯一の方法は、快楽ホルモンのドーパミンが分泌されること。ドーパミンは“楽しい”という記憶を脳に定着させ、もう一度やりたいと思わせる力がある」と語る村上さん。しかし、ダイエットはだいたいの場合、“しなければ”というネガティブな感情でスタートするもの。知らないうちにストレスに感じていて、ドーパミンは分泌されにくいのだとか。だから、“しなければ”と思うなら「ダイエット」はしないほうがいい。
ドーパミンが分泌されると、継続性はもちろんのこと、トレーニングの効果もアップするという。「血流が良くなり、筋肉が柔らかくなり、関節が動きやすくなる。つまり、身体全体の代謝とパフォーマンスが上がる。反対に、“しなければ”で分泌されるストレスホルモンは代謝を下げ、筋肉を硬くし、血流も悪くする。体脂肪を分解する成長ホルモンの分泌も減らしてしまい逆効果」だそう。つまり「“しなければ”ダイエット」は逆効果。
「“しなければ”ダイエット」が逆効果ならば、“しなければ”と思わなければいい。そのためには、「ダイエット」を目的にするのではなく、さらにその先にある“楽しい”目標を設定するのがいいそう。「女性にモテたい」「フットサルがうまくなりたい」「服をかっこよく着こなしたい」、そのためにトレーニングをする。「どうやったら楽しいと思えるか、を最初に考えるのが成功の秘訣」と村上さんは語る。
妄想は感情まで徹底的に。アスリートも実践する「モデリング」
“楽しい”目標を設定したら、その達成に向けて行いたいのが、トップアスリートも実践している「モデリング」という方法。成功パターンを繰り返しイメージする「イメージトレーニング」は誰もが知っているはず。その一歩先を行く方法だという。
<目標は「腹筋を割ること」>
そのためには、「×何をやるか」「×何を食べるか」ではなく、その先の「腹筋が割れた自分が、どういう感情を持っているか」までを想像する。
まず、夏までに腹筋を割る。→割れた腹筋を引っさげて、サーフィンに行く。→体幹トレーニングの効果もあり、サーフィンが上達!→そこで、サーファーの女の子と出会って仲良くなる!→すごく楽しい!
美女とたくさん話そう。男性ホルモンを出す4つの方法