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ORICON NEWS
趣味特集:『自転車のある生活を、はじめよう。』
P1.“自転車ライフ”がくれる、7つのいいこと
P2.先輩の“自転車ライフ”教えて
P3.どんな風に乗りたい?自分にあう1台選び
自分のライフスタイルに合う1台を選ぼう
初めて自転車を買いに来るお客さんには、この質問をするという小林さん。自転車はライフスタイルに合わせて乗るもの。「レースに出たいのか、遊びで乗りたいのか、買い物用なのか、通勤用なのか。通勤用なら、どこからどこまで、どんな道で乗るのか。そこまで聞いてからオススメを紹介します」。距離やアップダウンの多さで、ギアの有無や最適な種類を提案する。そして、最後に予算範囲内で決定。
スポーツサイクルの代表格、ロードレース用自転車。長距離の走行に向いており、遠くまでツーリングしたい人におすすめ。時速40kmぐらいは軽く出せる。ギアも多く、もちろん街乗りにも使えるが、タイヤが細いため段差でのパンクには要注意。ドロップハンドルが多い。
その名の通り、野山を走る用。タイヤが太く、段差や障害物に強い。かなりな荒地や泥道でもOKなので、キャンプや山遊びのお供にぴったり。ギア付きで、街乗りでも使いやすい。フレームサイズが他より小さめなのが特徴。
ロードバイクとマウンテンバイクの間に位置する種類。スピードも速く、タイヤが細すぎないから段差や衝撃にも強い。砂利道や山道でも走行可能で、キャンプのお供にも。ロードバイクよりもパンクしづらく、街中を安全に走れる。入門編にオススメ。
本来はレースとフリースタイルの競技用。コンパクトで家に置きやすく、ご近所乗りに最適。カゴを付けたりと、ファッション性が高く見た目がかっこいいものが多い。ギアなし、サドルが硬い、タイヤが小さくスピードが出にくいため、長距離には不向き。
元は競輪用のモデルで、最大の特徴は「固定ギア」。ペダルとタイヤが直結していて、ペダルを止めるとタイヤも止まる。坂道でも空転ができないため、漕ぎ続ける必要がある。操作感が高く、スケボーのような横乗りの楽しさがある。他の自転車とは乗り味が違うため、ハマる人も多い。後ろ向きに漕げば後ろに進むから、BMX的な遊びも可能。フレームが軽い。
別名シティバイク。“ママチャリのワンランク上”的な存在で、漕ぎやすさとスピード性がある。通勤や普段使いには文句なし。デザイン性の高いフレームが多い。入門編として使い、自転車にハマったら他のタイプにステップアップするのもいい。
(取材・文 / 駒場彩佳)
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