なんか今日は 朝から アレな気分
だから 朝いち 脱プン う~んまだ不十分
友達に 聞いても チンプンカンプン
ちょいと目を通した スポーツ新聞
う~ん びっくりしたた~ん
アイツが アレやってついにアレされた
「アレ!? っと思ったけどやっぱあいつだよ」
「そのアイツって もしかして 例の!?」
「そうそうだから 言ったのに アイツアレ やりすぎ」
「まえから 違ってたもん 顔つき」
「でもさー アレやると 人生 変わるよ」
「なにうそ! 君アレ やったことあんの」
「いや ない×4 ないない ないけどもー
アレはアレよりもすごいってよ
しかし アッチはいけどアレのほうはねー」
「たくさん あんじゃん ヤバイ前例」
むこうとかじゃアレがらみで 多数犯罪
甘くみて はじめちゃっちゃ シャレになんない

アレは僕が学生 のころの 話
今だから 話せる プッ 笑い話
そのころの ぼくは まさにアレのかたまり
考える 事は アレのこと ばかり
そーんな ぼくにも チャンスがヒューストン
返すがえるサンキュウ CARTOONS

ダンドリも 練ってて カンペキなセッティング
うれしくってうれしくって ルルルッルハミング
今日こそ アレをマジで キメるぞ キシシシッ
きのうは 5回も アレしたら バッチリ
ーで あとはもう トントン拍子
ボクチンのアレもすでに 本調子
あーっ しまった ツメ甘かった
大事な アレをうっかり 忘れちまった
でもそいつぁアータソコはソレ アレはアレ
止められなかった 若気のアレ
アレWITHOUTアレで ボク間に合わせ
なには ともあれ 無事にフィナーレ
しばらくは 余韻にひたって ピースな 日々
アレのことも すっかり 忘れてた ある日に
リンリンリリンリ 電話が リンリン
何にも 知らずに 電話とる ボクチン
「ウワワ アレがないの」
ガビーン!! アレがアレないなんて ボク大ピーンチ
なーんて今じゃ笑って 話せるけれども
あんときゃ さすがのぼくも あせったね どーも
やっぱ アレん時はアレいるよぜったい
アレを 甘くみちゃ シャレんなんない

ある日の 夕方 仕事 帰りに 昔の
友達と ぐうぜん ひさしぶりに 出会った

アラ なんかちゃっと 変わった
昔の 暗かった イメージと 違った よーな 気がしたけど
まーちょっと どっか 行こーか
なんて具合に 意気投合
そんで最初は 昔話に 花 が 咲いた
でも ヤケになんかアレだなと 疑問を 抱いた
それとなく 聞いてみた 「今なにやってんの?」
そいつ ニヤリと 笑って ドサリと 資料
ハッと 気がつき ドキッ目が マジ
熱弁 ふるって すばらしい アレの話
目覚めたのも 開かれたのも すべてアレのおかげ
アレのよさが わかんないなんて なんて 不幸せ
「そういうのはちょっと」というぼくに
「待ってくれ! このアレを他のアレといっしょにしないでくれ!」
うそ ヤバイよ ちょっとおこの人マジでモー
アレをアレに ゴシゴシ 洗われちゃった 御様子
アレされて アレ派人間い なるのは
勝手 アレはどーも アレ臭く 思えちゃって
知り合いじゃ なければ よかった けれでも
あんときゃ さすがのぼくも あせったねどーも
アレ以来 お互い なーんか 話しづらい
やっぱアレは 深いりすんのは 危ないんじゃないのかい