こぼれてゆく夢のカケラ
拾い集め追いかけてきた
かすれてゆくあの日の思い
つなぎとめて守ってきた

過ぎゆく時の中でボクはもがいていた
例え傷ついても
凍えたココロが枯れないように

いつかはこの種が 凍る土の上
芽吹いて育んで 花を咲かすように
どうか明日の陽よ ボクに温もりを
その花が咲き誇り実を結ぶように

通り過ぎる沢山の人
誰の目にもボクはいなかった
ボクの目にも何も見えない
いつの間にか見失った

茜色した街の空は夜に飲まれ
どこへ行くのかさえ
分からずにただ独り歩き続ける

前が見えなくても 立ち止まることが出来なくて
怖くて 彷徨い続けた
どうか明日の陽よ
このボクの道を照らして暗闇に迷わぬように

時が流れゆけば 冬は明けて春は来る
明日になれば陽はまた登って
朝が始まる

いつかはこの夢が叶いますように
願って信じて 諦めずにきた
どうか明日の陽よ このボクの道を照らして
二度と迷わぬように

前が見えなくても 立ち止まることが出来なくて
怖くて 彷徨い続けた
どうか明日の陽よ このボクの道を照らして
暗闇に迷わぬように