ロストの歌詞
ロスト
発売日 | 2009年03月04日 |
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作詞 | MASATO |
作曲 | MASATO |
先頭に見える銃が打ち抜く もう何もかもが見えなくなって
潰れた目でかすかに感じる光 それは醜い我が身照らす明かり
落ちて砕けた現実のシーン 僅かに感じられたぬくもりは今
徐々に冷めていく 戻れない生きていた時代
美しい毎日が自分に語る
彩られた情景は霞だまま 妙に赤い空だけが 未だ
脳裏に焼きついてしまったから 雨が降った事に気付かなかった
口にするには陳腐過ぎた ずっと行きたい場所があった
誰も知らない 見えない あの場所へ あの場所へ
ガレキの下で笑っていたんだ ただ一人で命の意味を知り
叫んで、叫んで、言葉を無くした
手探りで触って抱いてみる 体の傷の代わりは居なくて
ずっと生まれた時から孤独だった 残酷の意味が知りたかった
ここにいる事が不自然だった
濡れた服が重くて歩けない 元から動かない足が 輪をかけて
更に負担になり 腐っていく、腐っていく この身も記憶も
さっき見た夕暮れは気のせいだった 潰された両目に被る血液
だけど、それはとても汚れた 赤い血の涙
気付いているんだ望まれていない 姿をして生まれた孤独さを
嘆いて、嘆いて、光を閉ざした
手探りで触って抱いてみる 体の傷の代わりは居なくて
ずっと生まれた時から孤独だった 残酷の意味が知りたかった
ここにいる事が不自然だった
数え切れない注射の痕跡 打ち込まれる革命の数字
性衝動と拒絶の中で 破壊働哭降り注ぐ雨
あのクツの音が聞こえるから 息絶えたフリでじっとしている
まだ、見えない、憧れた場所が
手探りで触って抱いてみる 体の傷の代わりは居なくて
ずっと生まれた時から孤独だった 残酷の意味が知りたかった
ここにいる事が不自然だった
先頭に見える銃が打ち抜く もう何もかもが見えなくなって
潰れた目でかすかに感じる光 それは醜い我が身照らす明かり
夜が明けるまで弄ばれ 終わりが無いけどもう少しで
憧れた場所へ行けそうです
だから朝が来る事を拒否したけど 朦朧としたまま気付いたんだ
ここに居る事は必然だった