夜の帳が 僕らを包み込む
もうこの部屋は 愛の抜け殻

「運命」という響きは とても奇麗
でも だからこそ 残酷なもの

傷つけ合うこと 許し許し合うこと
絆に甘えてた 二人が最後に選んだ言葉

さよなら 愛に揺れた 季節が止まる終着駅で
僕らは明日へと旅立つ それぞれの切符手にして

変わり栄えのない日常の中にこそ
かけがえのないもの 隠れてたんだ

部屋中に散らかった 笑顔や安らぎを
どうして ねぇどうして ふたりに探せなかったのだろう

そして さよなら 二人出逢った 「運命」に別れを告げるよ
涙の向こう側へゆこう 優しさと向き合うために

今は さよなら愛に揺れた 季節が止まる終着駅で
僕らは明日へと旅立つ それぞれの切符手にして

それぞれの始発電車で

さよなら… さよなら… さよなら… さよなら…