檸檬(れもん)の歌詞
檸檬(れもん)
発売日 | 2005年02月23日 |
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作詞 | さだまさし |
作曲 | さだまさし |
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ
君はスクランブル交差点斜めに渡り乍ら不意に涙ぐんで
まるでこの町は 青春達の姥捨山みたいだという
ねェほらそこにもここにもかつて使い捨てられた
愛が落ちてる
時の流れという名の鳩が
舞い下りてそれをついばんでいる
喰べかけの夢を聖橋から放る
各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく
二人の波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
消え去る時には こうして出来るだけ
静かに堕ちてゆくものよ
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タイトル | 歌い出し |
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