枯木灘 残照の歌詞
枯木灘 残照
作詞 | 道浦母都子 |
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作曲 | 弦哲也 |
両手(もろて)にて君が冷(ひ)えたる頤(おとがい)を
包(つつ)みていしは冬の夕駅(ゆうえき)
君に妻(つま)われに夫(つま)ある現世(うつしよ)は
姫浜木綿(ひめはまゆう)の戦(そよ)ぐ明(あ)かるさ
歳月(とき)はながれて歳月(とき)はながれていまひとり
あゝ残照(ざんしょう)の枯木灘(かれきなだ)
ひたすらにあなたのもとに翔(か)けてゆく
煌(きらめ)きつづけよ光の凪(なぎ)よ
取り落とし床に割(わ)れたる鶏卵(けいらん)を
拭(ふ)きつつなぜか湧(わ)く涙あり
乳房(ちちふさ)の尖(さき)に点(とも)れる螢火(ほたるび)の
ほとほと紅(あか)しほとほとやわし
夢に疲れて夢に疲れて立ちつくす
あゝ残照(ざんしょう)の枯木灘(かれきなだ)
子午線(しごせん)を越えて吹き来る潮騒(しおさい)よ
夜のしじまにこの身も攫(さら)え
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タイトル | 歌い出し |
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