あの日雨降る街角歩いてた
ケヤキの枝から 雨つぶが落ちる
急ぐあなたの 傘が触れて
言葉交わした それが始まりなの

桜 花びらが雨に打たれて
少し切ない気持だったから
あなた さわやかな声がなぜか
ギターの調べに 聴こえたのよ

ケヤキ通りのお店から
キャロル・キングが流れてる
雨音のリズムに 合わせハミング
この街は 歌が生れる街角

もしもあなたに もう一度会わなければ
季節の流れに 終わっていたでしょう
朝の光が あなた照らして
遠い出会いを 思い出したの

春夏秋冬 いくども越えてきた
つないだ手と手を 確かめながら
おはよう おやすみ 明日元気に
笑顔と涙は 生きているあかし

ショーウィンドゥに 映ってる
二人の姿 変わっても
いつの日も 心に花を飾って
この街で ずっと
限りある 生命のうた 歌おう
この街は 歌が生れる街角