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　70年代に活躍したスウェーデンの男女4人組コーラスグループ・ABBAの楽曲をフィーチャーした、米女優メリル・ストリープ主演のミュージカル映画『マンマ・ミーア！』（公開中）のオリジナル・サウンドトラックが、前々週84位から16位の急激なジャンプアップを経て2/16付週間アルバムランキングで5位にランクイン。先月30日の映画公開に伴い、ベスト盤新装版が前週29位から17位、2枚組ベスト盤も前週45位から24位へアップするなど、人気再燃の動きを見せている。

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　ABBAのアルバムがTOP10入りするのは、2001年2月発売のベスト盤『S.O.S.〜ベスト・オブ・アバ〜』の最高3位以来、7年9ヶ月ぶり。当時はTBS系ドラマ『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』のテーマ曲として「チキチータ」と「S.O.S」が使用され、ABBA人気再燃のきっかけとなった。

　今週5位の『マンマ・ミーア！〜ザ・ムービー・サウンドトラック〜』は、ABBAの楽曲をM・ストリープやアマンダ・セイフライドら映画の出演俳優によるカバーを収録。映画は興行収入30億円を突破する見込みで、映画のヒットがサントラ盤にも波及したものとみられる。ちなみに、洋画サントラのTOP5入りは『スター・ウォーズ エピソード3：シスの復讐』（2005/6/6付で5位）以来、3年8ヶ月ぶりだ。

　今週17位の『アバ・ゴールド〜10th・アニヴァーサリー・エディション』は92年に発表されたロングセラー・ベストアルバムの10周年記念新装版。これに『アバ・ゴールドII』のベスト盤2枚をカップリングし、映画公開に合わせて発売されたのが24位の『アバ・ゴールド＜コンプリート・エディション＞』で、リマスターした全39曲収録の高音質盤。

　日本より一足早く、昨年映画が公開されたイギリスでも『アバ・ゴールド』が全英ランキングで首位を獲得するなど、同映画の公開をきっかけにブームが再燃していた。

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