2009年7月発売の作家・百田尚樹氏の『永遠の0』(講談社)が上半期84.1万部を売り上げ、オリコン2013年上半期“本”ランキング「文庫部門」で1位を獲得した。昨年上半期の213位から大幅にランクを上げ、発売から4年目で初の首位に輝いた。 百田氏は「発売されて四年も経ってオリコン1位になるとは、想像もしていなかったことです」と心境を明かしつつ、「ずいぶん前に買った宝くじが当選してたと気付いた感じでしょうか。(ちょっと違うか)」とジョークを交え喜びのコメント。同作が岡田准一主演で今年12月に映画化されることもあり「封切りの半年以上も前に1位になったのは、ちょっとだけ誇らしいです」と想いを噛み締めた。
2013/06/03