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V系アーティストが大集結 ライブで慈善ソングを初披露

 ビジュアル系バンドのアーティストが集結して発足した東日本大震災チャリティープロジェクト『BLUE PLANET JAPAN』による初のライブイベントが25日、東京・Shibuya O-Westで行われ、慈善ソング「ひとつだけ〜We are The One〜」が初お披露目された。作詞を手掛けたDaizyStripperのボーカル・夕霧は「今こそ1つにならなきゃいけない。V系好きのファンから生まれるパワーは世界に通用すると思う。少しでも、被災された人々の力になれば」とV系を通じても支援の輪が広がることを願った。

約30人のV系アーティストが参加したチャリティーソング「ひとつだけ〜We are The One〜」を当日のライブで初披露 

約30人のV系アーティストが参加したチャリティーソング「ひとつだけ〜We are The One〜」を当日のライブで初披露 

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 日本独自の文化でもあるV系のミュージシャンたちが、復興に向けて新たな一歩を踏み出した。DaizyStripper、A、FEST VAINQUEURの3バンドが中心となって同プロジェクトを立ち上げ、メンバーの呼びかけで同じ志を持つアーティストが集った。

 『B.P.J Alliance〜We Are The One 〜Vol.1』と題したこの日のイベントには、3バンドのほかにheidi.、Dollyも参加。「1つになろう」を合言葉に、それぞれのバンドが激しいパフォーマンスを展開し、会場はヘッドバンギングの嵐と化した。

 ラストには、えみる(愛狂います)、黒埼眞弥(己龍)、雀夜(Lips)、手鞠(amber gris)、HIZAKI、TERU(共にVersailles)、HIRO(ex.Wizard)の『BLUE PLANET JAPAN』参加アーティストも集合。慈善ソングはミュージックビデオの収録も兼ねて披露され、夕霧は「V系って特殊なジャンルで、世の中には偏見があるかもしれないけど、俺たちが力を合わせれば、こんなこともできると証明しよう」とファンに呼びかけた。

 約30人のV系アーティストが参加したチャリティーソング「ひとつだけ〜We are The One〜」は、トリプルドラム、ツインベース、10人のギターによる編成と多数のボーカリストによって完成。作曲を手掛けたDaizyStripperのドラム・風弥は「無限の可能性が詰まった、パワーのあるものが生まれた」と手応えをにじませ「継続が大事だと思うので、時期が合えば被災地を訪れたい」と語っていた。

 なお、チャリティーソングは今秋発売予定。ジャケットは、ロックバンド・Λucifer(リュシフェル)を生んだ人気漫画『快感■フレーズ』(■=ハート)などを代表作にもつ漫画家・新條まゆが手掛ける予定。

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  • 約30人のV系アーティストが参加したチャリティーソング「ひとつだけ〜We are The One〜」を当日のライブで初披露 
  • 当日行われたライブの模様 
  • 東日本大震災チャリティープロジェクト『BLUE PLANET JAPAN』による初ライブ 
  • 慈善ソング「ひとつだけ〜We are The One〜」が初披露 
  • ファンとV系アーテイストが一体に 

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