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KREVAのライブで小室哲哉が28年ぶりの客演

 ヒップホップ歌手のKREVAが14日、東京・日本武道館でコンサートを行い、音楽プロデューサーの小室哲哉がバックバンドのキーボードを務めた。小室が客演するのは28年ぶりのことで、自作曲以外を演奏するに至っては今回が初めてに等しく、「KREVAワールドをステージの上から初めて体感した」と笑顔。前日と2日間の公演を終え、KREVAとがっちり握手を交わすと「新鮮な体験をどうもありがとう、KREVA」と、会場を沸かせた。

KREVAの武道館ライブに小室哲哉が参加 

KREVAの武道館ライブに小室哲哉が参加 

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 同公演は、KREVAが2007年6月から開催している『意味深』シリーズの第3弾。「いままでやったことがないことをやる、やりたいと思っていたけどできなかったことをやる」(KREVA)ための挑戦の場として位置づけているコンサート。今回のコラボレーションは最新ミニアルバム『OASYS』の「エレクトロ感をライブで再現したい」とKREVA側からオファーし、小室が快諾して実現した。

 公演中、KREVAは「まさか、自分のステージで名前を呼ぶことになるとは」と感慨深げに小室を紹介し、「かも」「たられば」など6曲を演奏。「小室さんの打ち込みの音楽をやっているのを観て、すごくかっこいいと思った」と、自身の音楽のルーツに小室サウンドがあったとファンの前で語り、「今日のライブを観た小学生、中学生、高校生がカッコいいと思ってくれて、その人が立つステージにいつか自分も呼ばれたい。そのためにも、もっと自分がブレイクして、人気者になりたい」と使命感と期待感を高まらせていた。

 約2時間のライブは、これまでにライブで歌ったことがなかった配信限定曲、「ストロングスタイル」「音色」「アグレッシ部」などファンになじみのヒット曲、デジタルDJ機材(CDJとノートPC)を使ったセッションなど、盛りだくさんの内容。歌手の三浦大知もゲスト出演し、「生まれてきてありがとう」「かも」の2曲に参加した。アンコールでは客席フロアに現れてファンと同じ“高さ”で歌い、新曲「EGAO」のお披露目で締めた。

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