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　今年バンド結成20周年を迎えたMr.Childrenが、4年ぶり2度目となる全国5大ドームツアー『Mr.Children DOME TOUR 2009〜SUPERMARKET FANTASY〜』を、28日の福岡Yahoo！JAPANドームからスタート。光と映像を駆使した大がかりなステージセットで、福岡での2日間で訪れた7万人のファンを魅了した。

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　28日のドームツアー初日、開演前から会場は、ステージを見つめるファンの高まる期待で、大変な熱気に包まれていた。近年、稀にみるほどの大規模なセットが組まれたステージは、幅100メートル、メインステージからアリーナに伸びる花道は35メートル。バックの可動式バーサチューブと、縦横無尽に動く大型ステレスLEDビジョンは、彼らの楽曲に合わせて、光と映像と音楽が見事にシンクロする。楽曲によって、幻想的な世界に、またスタイリッシュなイメージに、ステージが変幻自在にその姿を変え、より深いミスチルの世界にファンを惹き込んだ。

　ステージに立った桜井和寿は、開口一番「この日をずっと待っていました。何が起こるか体験しない？すごいことしようよ」と興奮交じりにファンの期待をあおる。そして、その超豪華ステージを駆使したパフォーマンスでファンを圧倒したあと、「やりたい放題やらせてもらっています。すごいド派手でしょ？」と自らもステージを楽しむ姿をみせた。

　この日は、ツアー初日独特の高揚感につつまれるなか、配信限定の新曲「fanfare」のほか、「HANABI」、「エソラ」、「GIFT」などを披露。ファンとの大合唱になる場面もみられ、3万5000人のファンが終始、熱狂的な盛り上がりをみせ、約2時間半のステージの幕が下りた。

　同ツアーはこの日を皮切りに、札幌、大阪、名古屋、東京を巡る。12月27日まで全11公演が開催され、24日クリスマスイブの東京ドーム公演は、WOWOWで18時30分より生中継される。同ツアーの動員数は45万人。その数は、今夏まで行われたアリーナツアー『Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜』とあわせると80万人。2007年に行われ、単独アーティストで同年最大動員数を誇った全国アリーナ＆スタジアムツアー『HOME TOUR』での70万人を上回る、Mr.Children史上最大動員のツアーになる。