■その他の写真ニュースはこちら

　元ロックユニットのT-BOLANのボーカリスト森友嵐士が10年ぶりに音楽活動を再開することがわかった。所属レーベルが発表した。1999年12月のT-BOLAN解散以来で、26日に新曲「絆」を音楽配信する。また、同日に日本テレビ系で生中継される『ベストヒット歌謡祭スペシャル』への出演も決定。1995年の大阪公演が最後のライブでそれ以来14年ぶりで森友は「ZEROからのスタート、そんな気持ちだ」と公式サイトでコメントしている。

　ライブ活動としては、1995年3月の大阪厚生年金会館大ホール公演から14年以来。 1999年12月8日に解散を発表したT-BOLANだが、当時の解散理由は『それぞれの音楽活動の可能性を広げるため』。今回公式サイトでは、95年のツアー中に森友が喉の不調をうったえ医師の診察で、過度の使用による『びらん性の声帯結節』と診察されドクターストップがかかっていたことも明かされた。

　最後の医師から告げられた病名は『心因性発声障害』。声を無くした森友は、ボーカルトレーナーのリハビリを受ける日々を送っていた。今回の活動再開は、この苦難を乗り越えてのものになる。

　なお、サイトには、T-BOLANのギタリスト五味孝氏も「ありえそうもない、素敵な出来事」と森友の活動再開についてコメントを寄せている。