ORICON NEWS

上地雄輔が対談したSafariiとは?

■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら

 羞恥心 with Paboのメンバーとして『第59回NHK紅白歌合戦』に出場が決定した上地雄輔。10月からスタートの『セレブと貧乏太郎』(フジテレビ系)と『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』(日本テレビ系)にダブル出演中と、俳優、アーティスト、バラエティと多方面で目覚しい活躍を見せる。その上地が現在出演中の『セレブと貧乏太郎』の挿入歌として問い合わせが殺到している「Hero」を11月26日にリリースしたSafarii。このほど、上地とSafariiの対談が実現し、それぞれの今について語った。

 この日、初対面の2組だが上地は、「いつも聴いています。いい曲ですね」と絶賛。一方のSafariiは、「『上地雄輔物語』(上地雄輔のフォト&エッセイ本)を読ませて頂きました。きっと、苦労をしてきたんだろうなと思っていましたが、実際にお会いし、明るく“ひまわり”のような人ですね」と、緊張している様子だった。

 上地は小学、中学時代に日本選抜に選ばれ野球の世界大会に出場。私立横浜高等学校・野球部時代に、あの松坂大輔(現ボストン レッドソックス)とバッテリーを組んでおり、話題となったが、成功を掴むまでは決して容易な道ではなかったはずだ。だが、上地自身は、「何でもポジティヴに考えられるから、今まで苦労したとは思っていないんです」という。また、「昔から、こうなりたいっていうのはなかったんです。毎日自分が自分に納得ができるかが重要で、毎日悔いがないんです。ただ、ほかの人よりちょっとだけ先を見ています。そして、常に見過ごさず、見失わずキャッチしていくようにしています」と、29才を迎えた今の気持ちを語った。

 Safariiは、音楽活動を行っていたAKとOkiに人気モデルのSophiaが加わり、ジャワイアン(ハワイアン・ミュ−ジックとジャマイカ・レゲエの融合で生まれたハワイ独特の音楽)を元に、自然とクラブミュージックを合わせた独自サウンドで、日本デビューに先駆け6月24日にハワイデビューを果した。そして、8月27日に満を持してシングル「涙音」でメジャーデビュー。

 Sophiaは上京後、HIP HOP系雑誌『LUIRE』や『WOOFIN’girl』で活躍する人気モデルとなったが、「子供の頃は、(エチオピア系)ハーフということにコンプレックスを感じていました」と、自身の境遇に悩んだという。そして、サーファーのAKとボクサーのOkiも、「サーフィンは自分と向き合う時間で、自然と共存することで築かされることがある」(AK)、「常に自分との戦いで、ボクシングを通して精神面を鍛えられました」(Oki)と、音楽活動をする上で、重要な経験になったという。それぞれ違う道のりを歩んできた3人が、ハワイの文化や音楽と出会い、“音楽を通して日本とハワイの架け橋になる”という同じ夢を胸にユニットを結成。決して容易な道のりではなかったはずだが、念願のハワイデビューを果し、日本でも人気のハワイブランド『88Tees』のCMキャラクターとしてハワイで活躍する中、彼の挑戦は始まったばかり。

 Safariiの新曲「Hero」には、“強くなくていい、自信がなくても、情けなくてもいい、自分に素直でいればいいから”というメッセージが込められている。「自分は自分でしかないから、幸せになるのも自分次第」と、上地とSafariiが口を揃えていうように、“弱さを知った上での強さ”が夢を掴む秘訣なのだろう。


 羞恥心アラジン



オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索