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バンプ、14年目初武道館「泣きそう」 3年ぶり新作発表に9000人歓喜

 人気ロックバンド・BUMP OF CHICKENが29日、東京・日本武道館で全国ツアー『WILLPOLIS』(7都市11公演)の最終公演を行った。メジャーデビュー14年目で初の武道館ライブでは、前日との2日間公演で1万8000人を動員。新曲「ray」を初披露したほか、通算7枚目のオリジナルアルバム『RAY』を来年1月下旬(予定)に発売することが発表され、総立ちのファンが歓喜に沸いた。

3年ぶりの新作『RAY』の発売を発表したBUMP OF CHICKENのボーカル・藤原基央 (撮影:古渓一道)

3年ぶりの新作『RAY』の発売を発表したBUMP OF CHICKENのボーカル・藤原基央 (撮影:古渓一道)

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 ライブは「supernova」「車輪の唄」「花の名」「天体観測」などヒット曲のオンパレード。中盤でベースの機材トラブルに見舞われると、ボーカルの藤原基央は「しゃべるとヤバイ。多分泣くなと思って、一言もしゃべらずに終わろうと思ったのに」とおずおず口を開き、照れ笑いした。

 ファイナルならではの演目として「15年くらい前に書いた」(藤原)という「とっておきの唄」を久しぶりに披露。さらに、未完成という新曲「ray」を紹介した藤原が、「『RAY』と大文字で書くアルバムを出します」と告げると、この日一番の大歓声が沸き起こった。メンバーは予想以上の反応に一瞬言葉を失い、藤原は「思わぬところで泣かされそうになった。簡単に泣かないからな」と強がりつつ「古い曲でも新しい曲でも盛り上がってくれてありがとう」と何度も感謝の言葉を重ねた。

 約2時間50分にわたって全18曲を熱演したバンプは完全燃焼。4人はアリーナに降りて前列の観客とハイタッチを交わし、藤原は「大好き!」と叫んでステージを後にした。

 前作から約3年ぶりとなる新作には、2011年公開の映画『ドラえもん』主題歌「友達の唄」以降のシングルヒット曲、武道館2daysで初披露された新曲「ray」含む全13曲収録予定。アルバムタイトルと同名曲が収録されるのは初となる。

関連写真

  • 3年ぶりの新作『RAY』の発売を発表したBUMP OF CHICKENのボーカル・藤原基央 (撮影:古渓一道)
  • BUMP OF CHICKENの全国ツアー『WILLPOLIS』ファイナル (撮影:古渓一道)
  • 前日との2日間公演で1万8000人を動員=BUMP OF CHICKENの全国ツアー『WILLPOLIS』ファイナル (撮影:古渓一道)
  • BUMP OF CHICKENの全国ツアー『WILLPOLIS』ファイナル (撮影:古渓一道)

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