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ミスチル、佐藤健&綾瀬はるかW主演映画主題歌を書き下ろし

 人気アーティスト・Mr.Childrenが、佐藤健綾瀬はるかがW主演する黒沢清監督5年ぶりの新作映画『リアル〜完全なる首長(くびなが)竜(りゅう)の日〜』(6月1日公開)の主題歌を手がけることが13日、わかった。主題歌となるのは、桜井和寿が映画の世界からインスパイアされて書き下ろした新曲「REM」。桜井は「この作品と出会えたことで潜在意識に眠っていた不思議な感情が『新たな音』となり目を覚ましました」とコメントしている。

映画『リアル〜完全なる首長(くびなが)竜(りゅう)の日〜』(6月1日公開)の主題歌「REM」を書き下ろしたMr.Children

映画『リアル〜完全なる首長(くびなが)竜(りゅう)の日〜』(6月1日公開)の主題歌「REM」を書き下ろしたMr.Children

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 映画は、自殺未遂によって意識不明に陥った恋人を救うため、昏睡患者と意思疎通ができる“センシング”を使い最愛の人の意識の中に入っていく主人公の姿を通して、極限状態における愛情が描かれるミステリアスなラブストーリー。その“愛する人の意識に入っていく衝撃やとまどい”“仮想と現実を行き来する極限の愛”を独自の世界観で構築した同作が、桜井に“新たな音”を生み出させた。

 「REM」を聴いた佐藤は「初めて曲を聴いたときは、こんなミスチル聴いたことないと思うくらい、攻めていてかっこいい曲だと思いました。中学生の頃からMr.Childrenさんの大ファンだったので、今回の話は本当にうれしいです。この独特の雰囲気の映画と交わってどんな化学反応を見せてくれるのか、劇場で味わうのが今から楽しみです」と興奮を抑えきれない。

 また、プロデューサーの平野隆氏は「今回、彼らに主題歌をお願いするにあたって、『とにかくぶっ飛ばしてくれ!』というオーダーをしました。まず、デモの段階で周りの人に聴いてもらったら、誰もMr.Childrenの曲だと気付かなかったんですね。そして、いよいよ完成したとき、僕は高熱が出て家で寝ていて、意識朦朧としながら聴いたのだけど、こんなにも映画に寄り添ってくれたんだとビックリして一気に目が覚めました(笑)。『REM』は、映画の頭から映画全体を歌っている曲なんですよね。桜井さんは、映画の台本を何度も読んで書き下ろし、日本のロック界の金字塔になるような曲を作ってくれました」と熱くコメントしている。

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