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日比谷野音90周年でテーマ曲制作 秋まで記念公演開催

 今年7月に開設90周年を迎える東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)の記念催事事業説明会が17日、東京・日比谷公会堂であり、テーマソングが制作されたことが発表された。タイトルは「〜今日から未来へ〜」で、作詞を湯川れい子、作曲をミッキー吉野が担当。記念催事は4月27日にオープニング式典を行い、28日には「日比谷野音空想旅団」と題して岸谷香、スガシカオ、一青窈、藤井フミヤ、森山直太朗らが出演する特別イベントを開催。10月27日のファイナルコンサートまで幅広いジャンルのイベントが開催される。

テーマ曲披露の模様=東京・日比谷公園大音楽堂 記念催事事業説明会 (C)ORICON DD inc.

テーマ曲披露の模様=東京・日比谷公園大音楽堂 記念催事事業説明会 (C)ORICON DD inc.

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 1923年7月に開設された日比谷野音は、日本初の本格的な野外音楽堂といわれ、1954年8月に改築。以後、ロックやフォークの音楽会場として盛んになり、老朽化が進んだ1982年から全面改築工事を行い、現在の三代目音楽堂が1983年8月に完成した。

 これまで数々のコンサートが開催され、過去に『ニューロックジャム10円コンサート』(1969年9月)、『キャロル解散コンサート』(1975年4月)、『キャンディーズ解散宣言』(1977年7月)、『ジョン・レノン追悼集会』(1980年12月)など、多くの伝説が野音から生まれた。

 同事業の実行委員長を務める作詞家の湯川は、テーマ曲について「100年記念まで、あと10年。みんなの未来の歌を歌いたいと思って詞を書きました」と思いを明かし、記念催事には「新しい人にも参加してやってもらいたい。新人が10年後にスターになるかもなので、継承していきたい」と期待を込めた。

 会見には湯川をはじめ、作詞家の秋元康、指揮者の井上道義、歌手の南こうせつ、キーボードプレイヤーのミッキー吉野、SHOW-YAの寺田恵子モーニング娘。道重さゆみらが登壇。秋元は「僕は客席からずっと観てきたけど、ホールとかは使用目的があるけど、野音にはいろんな使い方がある。これがすてき。今後もまた新たな1ページが生まれていくと思う」と力を込めた。

 寺田は、4月29日に5年ぶりに『NAONのYAON』開催を発表。「おもしろいラインナップになる。昔よりもパワフルになっている」とアピール。5月にハロー!プロジェクトの公演を控える道重は「野外というのはかなりやってないので楽しみたい」と声を弾ませた。

 このほか野音での思い出を募集したり、資料や記録などを収集、整理、保存するアーカイブ事業も実施される。

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  • テーマ曲披露の模様=東京・日比谷公園大音楽堂 記念催事事業説明会 (C)ORICON DD inc.
  • (左から)菊本誠二、南こうせつ、道重さゆみ、寺田恵子、湯川れい子、村尾公一、井上道義、ミッキー吉野 (C)ORICON DD inc.
  • 東京・日比谷公園大音楽堂の記念催事事業説明会に出席したモーニング娘。の道重さゆみ (C)ORICON DD inc.
  • 東京・日比谷公園大音楽堂の記念催事事業説明会に出席したミッキー吉野 (C)ORICON DD inc.
  • 東京・日比谷公園大音楽堂の記念催事事業説明会に出席した寺田恵子 (C)ORICON DD inc.
  • 東京・日比谷公園大音楽堂の記念催事事業説明会に出席した湯川れい子 (C)ORICON DD inc.
  • 東京・日比谷公園大音楽堂の記念催事事業説明会に出席した南こうせつ (C)ORICON DD inc.

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