歌手の矢沢永吉（63）が、大みそか恒例の『第63回NHK紅白歌合戦』に出場することが20日、わかった。矢沢の紅白出場は、当日まで極秘のままサプライズゲストとして登場した2009年以来3年ぶり。今回は「特別出場歌手」として紅白を盛り上げる。

　今年デビュー40周年を迎えた矢沢は、昨年12月の東京・日本武道館公演で引退を匂わせる発言をしていたことをはじめ、今年8月に発表したアルバムが『Last Song』と意味深なタイトルだったことなどから、「40周年を節目に引退か」との憶測が飛び交っていた。

　そのうわさを払拭するかのように、9月にはゆかりの深い横浜・日産スタジアム公演で6万5000人を動員。今月17日まで行われていた恒例の日本武道館5daysも超満員で、通算122回目の武道館公演を成功させるなど、例年にも増して精力的な活動を行ってきた。

　その1年の締めくくりに選んだ紅白の舞台でどのようなパフォーマンスを見せるのか、3年前同様、大きな注目が集まりそうだ。