“ご当地ソング”はいまや演歌・歌謡におけるひとつのカテゴリーとして定着しているが、地方での精力的な活動が実を結び、ヒットにつながったケースは少なくない。最近の顕著な例といえば、福岡出身ながら北海道でブレイクした山内惠介だろう。もともとSTV ラジオでレギュラー番組を持っていたものの、北海道・根室にある湖を舞台にした「風蓮湖」をきっかけに一気に知名度を上げた。「09年からは夕方ニュースワイドの草分けとされる北海道・STVテレビの『どさんこワイド』に、旅レポーターとして出演しています。「風蓮湖」が北海道で最高3位とローカルヒットしたのも、地元の応援体制があったからだと思います」(V社・魚田氏)
2012/07/28