AKB48の指原莉乃と“AKB48の公式ライバル”乃木坂46が12日、千葉・幕張メッセでの合同握手会前に調印式を行った。シングル同門対決を制した乃木坂46・桜井玲香は「私たちは、もうお互い争いません！ そして、これからは指原さんのことをマブダチと呼ばせていただきます」と宣言。指原も「もちろん！ これにて一件落着です」と固い握手を交わし、お互いの楽曲を2組そろって披露した。

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　5月2日に発売された指原のソロデビュー曲「それでも好きだよ」と乃木坂46の2ndシングル「おいでシャンプー」の異例の同門対決。初日のデイリーランキングで首位を獲得した乃木坂46は、リードを死守したまま初週15.6万枚を売り上げ、週間ランキングでも1位を獲得。惜しくも敗れた指原は「乃木坂46のファンや指原のファンの方にもご迷惑をかけたと思いましたが、楽しくできました」と満足げに振り返った。

　晴れて指原と和解した乃木坂46は「私たちの冠番組にぜひ出演してください」とラブコールを送り、指原も「あ、はい！ むしろ出してください！」とヘタれコメントで承諾。その後も「メンバー全員に焼肉おごってください」「渡辺麻友さんのサインをもらってきてください」と要求がエスカレートすると「それは約束できないし、サインは自分でもらってください！」とタジタジだった。

　会場にはおよそ1万5000人のファンが集結。指原が大分市観光大使、乃木坂46が大分市観光特使に就任したことから調印式の立会人としてステージに立った釘宮磐大分市長は「素晴らしい戦いを見せてくれました。これからもお互いが切磋琢磨して頑張っていただければ」とエールを送っていた。