日本のジャズ・シーンを代表するアーティストらが集結するコンサート『BLUE NOTE Plays BLUE NOTE』が、明日22日にブルーノート東京にて開催される。ジャズ界の大御所、トランペット奏者の日野皓正からクラブ・ジャズバンドのクオシモード、サックス奏者の纐纈歩美、さらには元大相撲力士の敷島がDJ敷島として出演し、豪華なパフォーマンスを披露する。

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　21日にリハーサルが行われ、全編の演奏を務めるクオシモードと、力士として現役時代は「敷島」として活躍したDJ敷島（元大相撲西前頭筆頭、現安治川親方）などの出演者が顔を合わせた。スペシャルゲストとして出演するDJ敷島は、現役時代、横綱貴乃花を2場所連続破るという大金星をあげた力士。当時からジャズやクラブ系音楽に造脂が深く、渋谷系力士との異名もとっていた“異色力士”だ。

　今回、ボーカルで参加するDJ敷島は「ジャズは大好きで、ブルーノート・レーベルにも思い入れがある。光栄です。クオシモードが私の大きな体をどれだけ包み込んでくれるか楽しみです」とコメント。歌うのが好きで、歌うための表現としてDJの腕も磨いたというDJ敷島は「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」などを歌う予定となっている。

　コンサート当日の2月22日は、活動を一旦停止していたジャズレーベル『ブルーノート』が1985年に復活し、『ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート』とのレーベル復活記念コンサートをニューヨークで実施した記念日。今回のコンサートは現在発売中の分冊百科『ブルーノート・ベスト・ジャズコレクション』（デアゴスティーニ）の創刊記念として企画された。ブルーノートの数々の名曲が最高のパフォーマンスで披露される。