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ドリカム、紅白辞退を陳謝 中村は年明け「手術が必要」に

 人気ユニット・DREAMS COME TRUEのリーダー・中村正人が、2日付の公式ブログで『第62回NHK紅白歌合戦』の出場を辞退した詳細な経緯を綴った。制作スケジュールの遅れと、自身に「小さな手術を必要とする箇所が見つかった」ことを明かした中村は「出演のオファーをいただきながら、それが叶わないことについて、僕らもものすごく残念であると同時に、楽しみにして下さっていたみなさんをがっかりさせてしまったこと、申し訳なく思っています」と陳謝した。

紅白出場辞退の経緯をブログで明かし陳謝したDREAMS COME TRUE(左から:中村正人、吉田美和)

紅白出場辞退の経緯をブログで明かし陳謝したDREAMS COME TRUE(左から:中村正人、吉田美和)

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 2009年、昨年と2年連続で紅組のトリを務めたドリカムが、苦渋の決断を下した経緯をブログで吐露した。

 今年9月、4年に一度のビッグイベント「ドリカムワンダーランド」西日本公演2Daysを大阪・長居スタジアムで開催予定だったが、西日本に甚大な被害をもたらした台風12号の接近により、安全面を考慮して延期に。11月に京セラドームに場所を代えて振替公演を行うまでの準備期間に時間と労力を費し、来年1月に締め切りを設定していた制作スケジュールに大幅な遅れが生じたという。

 また、日常生活にはまったく問題がないとしながらも、中村自身に「来年1月に小さな手術を必要とする箇所が見つかった」ことを告白。「それをクリアーして、来年も全力疾走できるコンディションにすることも大切な仕事」と自分に言い聞かせた。

 中村は「今もまだ大変な状況で毎日を送られてるみなさんを思うと、なんと自分勝手なことばかり言っているんだろうと、自らの不甲斐の無さに、反省しきりです」の無念さをにじませつつ、「出演は叶いませんが、吉田美和と僕は、今年も、来年も、これからもずっと、被災されたみなさんに向かって愛を打ち上げ続ける覚悟です」と強い決意を表した。

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