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上半期CM好感度ランキングに見る「歌×ダンス」CMの勢い

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 CM好感度などの調査を行っている「CM総合研究所」が30日、2009年上半期のCM好感度ランキングを発表した。『白戸家』シリーズなどが話題となっている【ソフトバンクモバイル/SoftBank】が6期連続で1位とその人気ぶりを示すなか、目を引いたのは「噛むとフニャンフニャン」というフレーズで俳優・佐藤健や女優・佐々木希がコミカルに踊る【ロッテ/フィッツ】。同CMが3月発売の新商品ながら8位にランクインしたのをはじめ、思わず口ずさんでしまう“歌とダンス”の印象的なCMが勢いを見せている。

上半期 CM好感度ランキング、1位の『SoftBank』CMに出演する上戸彩と樋口可南子 (C)ORICON DD inc. 

上半期 CM好感度ランキング、1位の『SoftBank』CMに出演する上戸彩と樋口可南子 (C)ORICON DD inc. 

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 同ランキングでは1位の【ソフトバンクモバイル】をはじめ、2位【KDDI/au】、3位【NTTドコモ/NTT DOCOMO】など携帯電話会社が上位を独占する結果に。その一方、同研究所によると、今期ヒットしたCMの特徴のひとつに「歌いこみとダンス」があげられるという。【ロッテ/フィッツ】をはじめ、主婦がアイドル風の振付で踊る【大日本除虫菊/虫コナーズ】(13位)、70年代のヒット曲「THE HUSTLE」の替え歌にあわせ、俳優・中村獅童松田翔太が総勢40名の“マッチョ軍団”とユーモラスなポーズを決める【サントリー/プロテインウォーター】(20位)など、インパクトのあるCMが話題となった。

 かつてバブル後の景気低迷期、15年前の1994年頃にも歌とダンスが印象的なCMが流行した。当時ヒットしたのが桃井かおりとサッカーの中山雅史選手が「ゴンゴンチャチャチャ」と社交ダンスをする【大日本除虫菊/金鳥ゴン】や「勉強しまっせ引越しのサカイ〜」と歌い踊る【サカイ引越センター】のCMなど。

 同研究所は「不況期には、生活者は等身大のユーモアに好感を寄せる傾向がある。特に今期は、明るさと勢いのある『歌×ダンスCM』が目立ち、その背景には景気低迷による閉塞感を打破したいという生活者の潜在意識も影響していると考えられる」と分析している。

【調査概要】
調査期間:2009年1月〜6月
調査対象:首都圏在住の一般モニター男女3000人に聞いた「月例CM好感度調査」の6ヶ月分を集計



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