女優の広末涼子が人形アニメーション映画『くるみ割り人形』(11月29日公開)で、声優に初挑戦することが5日、わかった。1979年公開のサンリオ製作の人形アニメーション映画を、“原宿Kawaiiカルチャー”の第一人者とされるアートディレクター・増田セバスチャン氏が“リ・クリエイト”。広末は、【ふたつ頭の白ネズミ女王・マウゼリンクス夫人】という一人二役の難役に挑み、体は一つながら、ふたつ頭の特徴を出すため声色も高音と低音でそれぞれ表現、物語に厚みとユニークさを加えた。 チャイコフスキー作曲のバレエ音楽で有名な『くるみ割り人形』は、大切なものを守るため、自らの“いのち”をかけて奮闘する少女の物語。今作では、ヒロイン【クララ】に女優の有村架純、クララが迷い込んだ人形の国で運命の出会いを遂げる【若き将校】ほかを松坂桃李が担当することが発表されていた。
2014/08/06