アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

堀北主演映画『麦子さんと』の劇中アニメが本気すぎる 制作はProductionI.G

 女優・堀北真希がアニメ声優を目指すオタク女子役で主演する映画『麦子さんと』(吉田恵輔監督、12月21日公開)。松田聖子の「赤いスイートピー」を初めて挿入歌として使っていることでも話題の予告編に1カットだけ映っていたアニメ映像の詳細が明らかになった。

映画『麦子さんと』(12月21日公開)の場面カット。麦子の部屋には『今ドキッ同級生』の主人公のスタンディが…(C)『麦子さんと』製作委員会

映画『麦子さんと』(12月21日公開)の場面カット。麦子の部屋には『今ドキッ同級生』の主人公のスタンディが…(C)『麦子さんと』製作委員会

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 堀北演じる主人公・麦子のお気に入りアニメとして、同映画のためだけに制作されたオリジナル。タイトルは『今ドキッ同級生』。吉田監督のアニメ好きが高じて、アニメーション制作を大手ProductionI.Gに依頼し、『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』などを手がける川崎逸朗氏が演出を担当した。

 吉田監督の最近のお気に入りは『とある科学の超電磁砲S』や『あの花の名前を僕たちはまだ知らない。』などで、「可愛い少女、カッコイイ女性が出てくるアニメが好き」とのこと。『今ドキッ同級生』は、主人公の女の子がヴァーチャル世界で科学の力を使ってバトルを繰り広げる物語で、「深夜アニメに『プリキュア』の要素が入っているイメージ」で製作された。吉田監督が「すぐにテレビシリーズ全26話(2クール)を始められる構成は固まっているので、スピンオフのお話待っています」と売り込むほど、自信作となっている。

 同映画は、オリジナル作品の『純喫茶磯辺』『さんかく』などを世に出してきた吉田監督が、約8年前から構想を練り、脚本を書き上げて映画化にこぎつけた集大成的作品。ある日、音信不通だった母が舞い戻り、一緒に暮らし始めるも、つかの間、母は帰らぬ人に。納骨のため、母の故郷に向かった麦子は、そこで母の真実の姿を知る、切なくも心温まる物語が展開する。脚本段階から、当て書きでヒロイン麦子役に名前を記していたという堀北のほか、頼りないが優しい兄・憲男役に松田龍平、母・彩子役に余貴美子、さらに温水洋一麻生祐未ガダルカナル・タカらが出演。

関連写真

  • 映画『麦子さんと』(12月21日公開)の場面カット。麦子の部屋には『今ドキッ同級生』の主人公のスタンディが…(C)『麦子さんと』製作委員会
  • 声優を目指す麦子(堀北真希)は、自分たちを捨てた母親(余貴美子)との生活に戸惑う(C)『麦子さんと』製作委員会
  • 映画『麦子さんと』(12月21日公開)メインビジュアル(C)『麦子さんと』製作委員会
  • 声優を目指すアニオタ女子の麦子(堀北真希)のバイト先は「アニメイト」!(C)『麦子さんと』製作委員会
  • 映画『麦子さんと』(12月21日公開)に主演する堀北真希と松田龍平(C)『麦子さんと』製作委員会
  • 頼りなくてだらしないギャンブル好きの兄役に松田龍平(C)『麦子さんと』製作委員会

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索