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『惡の華』作者の“剃毛”青春マンガが実写映画化 須賀健太&刈谷友衣子W主演

 『別冊少年マガジン』(講談社)で『惡の華』を連載中の押見修造氏の『スイートプールサイド』が、若手俳優・須賀健太刈谷友衣子のダブル主演で実写映画化されることが30日、わかった。思春期特有の“毛”の悩みを真正面から描いた独特な青春映画。『アフロ田中』の松居大悟監督が脚本も手がける。2014年公開予定。

押見修造原作『スイートプールサイド』実写映画化。主演の須賀健太と刈谷友衣子

押見修造原作『スイートプールサイド』実写映画化。主演の須賀健太と刈谷友衣子

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 水泳部に所属する毛が生えてこないのが悩みの男の子と、毛深いことが悩みの女の子の物語。松居監督は「何度も映画にしたいと言っては男子が女子の毛を剃るという話に苦笑いで受け流されてきました。見てろよ、大人め。表面上だけ見れば嘲笑されるかもしれませんが、これぞジャパニーズ青春映画!と思っています」とコメント。

 主演の須賀は「今までにない自分を表現することができたと思っています。特に思春期の悶々とした日々を過ごす男子たちに見てほしいと思います。ある意味、究極の青春映画ができました」と胸を張る。

 今年4月期にアニメ化された『惡の華』が話題になった押見氏も「この漫画を映画化してくれるなんて、そんな人がこの世にいるのか!? というのが、最初に思ったことでした。まだデビュー間もない頃に手探りで描いた拙い漫画ですが、それを松居監督は繊細に広げて、馬鹿でありつつそれでもなお切実な、<名前の付けられない何か>の物語に仕立ててくださいました。幸せです」と好意的だ。

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