モデル・歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、テレビ朝日系人気アニメ『クレヨンしんちゃん』（毎週金曜　後7：30）に本人役で登場し、アニメ声優に初挑戦したことが17日、わかった。都内のスタジオでアフレコを終えたきゃりーは「ひとりのファンとしてアニメーションの中に登場するのがうれしくて夢のよう！　ストーリーもすごく面白いし、かわいらしく描いていただき、もう120点！　人生で貴重な経験ができて本当に幸せです!!」と大興奮で、「夢のよう」「幸せ」を連発していた。

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　原作コミックを全巻持っているほどの筋金入りの『クレヨンしんちゃん』ファンのきゃりー。昨年10月よりオープニング曲が自身の「キミに100パーセント」（1月30日発売）に決まると、ライブステージにしんのすけが乱入してきたり、同CDジャケットでコラボしたり、距離が一気に縮まったところでテレビアニメでの共演が実現した。

　今回、きゃりーのためにスタッフが用意したオリジナルストーリーは、“ペリー来航”ならぬ「きゃりー来航だゾ」。いつもの『クレヨンしんちゃん』とは違う江戸時代の設定で、“ペリー提督がやって来る前に、きゃりーが来航していた…！”という大河ドラマ顔負けの壮大な物語が描かれる。

　きゃりーは、金髪のボブスタイルに大きなピンクのリボンを飾ったスタイルでアニメに登場。“ピンクの黒船”に乗って来航し、“つけまつげ”を伝来する役柄で「“つけま”でしんちゃんとコラボできて、すごくうれしかったですね！」。さらに、しんのすけの得意技である“ケツだけ星人”は、「（主題歌の）振り付けに入れたかったのですが、人間でやると不可能でした」と断念していたが、アニメではしんちゃんと「ぶりぶりー！」と共演を果たした。

　きゃりーが登場するエピソードは25日に放送される。