今夏の新作テレビアニメ『トータル・イクリプス』の放送開始を記念したイベント『TE MEMORIAL NIGHT powered by MUV-LUV』が7日、横浜BLITZで開催された。会場は、PCゲーム『マブラヴ』をはじめとする一連のファン約1700人で超満員。同作の最新映像が初公開され、リアルな戦術機の動きの数々がスクリーンに映し出されると、アニメ化を待ち望んでいた観客から大きなどよめきが湧き起こった。

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　同作は、2003年にアージュからリリースされ話題を呼んだPCゲーム『マブラヴ』、続いて2006年に発売された『マブラヴ オルタネイティヴ』の後継タイトルで、ライトノベルとして発売されている『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』（発行：エンターブレイン ファミ通文庫／著：吉宗鋼紀）が原作のアニメ。異星起源種の侵略により滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、人型兵器“戦術機”の新型開発をめぐる、熱き人間たちのドラマを描くロボット・アクション作品。

　イベント前半では、同作に声優として出演する中原麻衣、生天目仁美、能登麻美子、野川さくら、さらに製作陣を代表して稲垣隆行監督、製作総指揮の吉宗氏がステージに登壇し、改めてファンにアニメ化を報告。稲垣監督は『マブラヴ』シリーズでお馴染みの制服姿で登場し、観客の笑いを取りながら「皆さんの反響をもとに、より良いものを作りたいと思った」と力強く語っていた。

　声優陣もそれぞれに意気込みを見せ、中原は「今日は映像の戦術機の動き、各キャラの動きにめっちゃアガりました！　力を入れて頑張ります」。生天目は「いよいよ演じられるという喜びがあります。クリスカはカッコイイですよね。ちなみに、能登さんが大好きなので、何かイチャイチャ出来るシーンはないですか？」とリクエストすると、稲垣監督は「じゃあ作りますよ」と即答。観客からも「お〜！」と期待のこもった野太い声が上がっていた。

　ラブコールを受けた能登もまんざらではない様子で、「皆さんのパワーを感じ、良い作品にしていきたいと思いました」とコメント。野川は「皆さんの『トータル・イクリプス』への愛を感じました。本当にありがとうございました」と、しきりに手を振ってファンの声援に応えていていた。

　イベントの後半は『マブラヴ』や『君が望む永遠』など、アージュ作品にゆかりのあるGRANRODEO、栗林みな実、美郷あき、RAMM feat.ayamiらアーティストが出演し、1時間半に及ぶライブで盛り上がった。

★『トータル・イクリプス』のプロモーションムービー公開中：http://muv-luv-te-anime.com/