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映画『宇宙兄弟』に宇宙飛行士・野口聡一氏、アポロ11号パイロットのバズ・オルドリン氏が本人役で出演

 俳優・小栗旬岡田将生のW主演で実写化される、現在『週刊モーニング』(講談社)で連載中の漫画『宇宙兄弟』の映画版に、本物の宇宙飛行士である野口聡一氏とアポロ11号のパイロットとして月面を歩いたバズ・オルドリン氏が本人役で出演していることがわかった。日本人初の兄弟宇宙飛行士を目指すというスケールの大きいストーリー展開の同作に、宇宙開発の歴史に名を刻む宇宙飛行士が出演することでより一層の臨場感が加わる。

本人役で出演している野口聡一氏(中央)

本人役で出演している野口聡一氏(中央)

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 無人宇宙探査機『はやぶさ』の帰還で注目される宇宙開発だが、同作は少し先の年代設定で、宇宙を目指す兄弟の物語。2025年、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士として第1次月面長期滞在クルーのメンバーとなった弟・日々人(岡田)と、自動車の設計会社をクビになってしまったことをきっかけに宇宙飛行士を目指すことになった兄・六太(小栗)。兄弟のそれぞれの挑戦をNASAやJAXA(宇宙航空研究開発機構)への取材をもとにリアルに、かつイマジネーション豊かに描く。

 劇中の野口氏(撮影時46歳)は、回想シーンにてブルースーツを着て幼い兄弟の肩を抱き、彼らが憧れる宇宙飛行士として登場。2人目の宇宙飛行士、1969年にアポロ11号の乗組員としてニール・アームストロング船長とともに月面に着陸し、星条旗を立てた伝説の飛行士・バズは、宇宙にかける人間たちの夢と想いを語る重要な役どころを演じている。

 メガホンを執った森義隆監督は、本当に月を歩いた男が語る「宇宙への夢の話」を間の当たりにし、「俳優には出せないリアリティと言葉の説得力がある」と大感動。映画『宇宙兄弟』は5月5日より全国ロードショー。

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  • 本人役で出演している野口聡一氏(中央)
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  • 映画『宇宙兄弟』にW主演する小栗旬と岡田将生

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