お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣の執筆活動をまとめた『にしのあきひろ絵本原画展』が16日、東京・銀座の杉江画廊でスタートした。初日に来場した西野は報道陣の取材に対し、同じく執筆活動中の俳優・水嶋ヒロについて「大ファン。かっこいいし才能もある。キュンキュンしてます。僕みたいなのが言うことじゃないけど頑張ってほしい」とエール。また、かつて決勝を戦ったこともあるM-1グランプリが今年で終了することを受け「さみしい気持ちもあり、（終了する）いい時期なんじゃないのかなとも思います。最後は、笑い飯さんにとってもらいたい気持ちはありますね」と期待を込めた。

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　原画展は、にしのあきひろ名義で11月に発売した2作目の絵本『Zip＆Candy ロボットたちのクリスマス』（幻冬舎）の刊行を記念し開催。1枚につき8時間かけて描かれたという渾身の作品を眺め西野は「ええのができたなと。こんなところでやらせていただいて、芸能人でよかった」と満足げ。これまで作品発売ごとに、ある部数が売れたら“コンビ解散”などを宣言してきた西野だが、今回は「みなさんが真に受けてしまう、とマネージャーからこっぴどく叱られまして。（15万部売れたら）より一層、コンビを組んでいこうと思います」と控えめに語った。

　小説『グッド・コマーシャル！』も上梓している西野は、水嶋が所属事務所を辞め、さらにポプラ社小説大賞賞金2000万円を辞退したことに触れ、自分がもし賞金を獲得したら事務所は？という質問にも「寄付ですね！お笑いやライブがベースにあってこその活動なので、ずっと吉本でやろうと思います！」と寄付は同調したものの、吉本芸人ラブを強調した。目前に迫ったクリスマスの話題に移ると「相手あってのことですから。しばらくは（結婚は）なさそうです。絵本の第三弾や小説、キングコングのライブとか、今はやりたいことがいっぱいあるんで」と仕事優先の姿勢だった。

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