9月26日に肺腺がんのため亡くなった女優、池内淳子さん(享年76)の『お別れの会』が4日、都内ホテルで営まれた。池内さんの代表作『女と味噌汁』などで共演した女優・長山藍子が友人代表あいさつで「人は誰でも生きることを終わりにしなきゃいけない。でも、思いは永遠に生き続ける。お姉ちゃん。安らかにね。かけがえのない宝物をありがとう」と涙ぐみながら述べ、故人を偲んだ。会場には、一般ファン200人含め、俳優仲間の宇津井健、赤木春恵、高橋英樹ら著名人合計800人が参列した。
祭壇には、胡蝶蘭やバラ、ユリ、トルコ桔梗など約5000本の花々があしらわれ、「日本のお母さん」と言われた池内さんの優しさや美しさ、艶やかさを、女性のリップの曲線をモチーフに表現。故人のイメージという紫を基調に、ピンクや白の花で柔らかく優しい印象に仕上げた。遺影は5年前に雑誌の取材時に撮影し、本人のお気に入りだったものが使用され、昨年の天皇陛下御在位20年記念式典でも愛用した着物や、大好きだった舞踊の扇子も飾られた。
長山は遺影に「お姉ちゃん」と第一声で語りかけ「今日は77歳の誕生日。本当なら喜寿の誕生日のお祝いするはずだった。今も私は途方に暮れています。人を愛して、いつもどんな時でも周りの方たちに細かい気配りをされるのを忘れなかった。『女と味噌汁』以来、たくさんのことを教えていただき、導いていただいた。お姉ちゃん、お疲れさま」と感謝の言葉を並べた。
司会は俳優・井上順と、発起人にも名を連ねた演出家・鴨下信一が務めた。『女と味噌汁』や『渡る世間は鬼ばかり』などでコンビを組んでいたテレビプロデューサーの石井ふく子氏が謝辞を述べ「50年以上の付き合いでした。池内さんの初舞台の演出もし、不思議な縁というか、お互いに付かず離れずの関係だった。『喜寿のお祝い、しようね』って言ったら、『それまでに元気になるから大丈夫』って言ったけど、大丈夫じゃなかったじゃない。年下なのに、お別れの会をしなきゃいけないのが悔しい」と涙を流していた。
⇒ 宇津井健ら親交のあった著名人が参列 「お別れの会」の模様
⇒ ご冥福をお祈りします・・・「おくやみ・訃報」記事一覧へ
祭壇には、胡蝶蘭やバラ、ユリ、トルコ桔梗など約5000本の花々があしらわれ、「日本のお母さん」と言われた池内さんの優しさや美しさ、艶やかさを、女性のリップの曲線をモチーフに表現。故人のイメージという紫を基調に、ピンクや白の花で柔らかく優しい印象に仕上げた。遺影は5年前に雑誌の取材時に撮影し、本人のお気に入りだったものが使用され、昨年の天皇陛下御在位20年記念式典でも愛用した着物や、大好きだった舞踊の扇子も飾られた。
長山は遺影に「お姉ちゃん」と第一声で語りかけ「今日は77歳の誕生日。本当なら喜寿の誕生日のお祝いするはずだった。今も私は途方に暮れています。人を愛して、いつもどんな時でも周りの方たちに細かい気配りをされるのを忘れなかった。『女と味噌汁』以来、たくさんのことを教えていただき、導いていただいた。お姉ちゃん、お疲れさま」と感謝の言葉を並べた。
司会は俳優・井上順と、発起人にも名を連ねた演出家・鴨下信一が務めた。『女と味噌汁』や『渡る世間は鬼ばかり』などでコンビを組んでいたテレビプロデューサーの石井ふく子氏が謝辞を述べ「50年以上の付き合いでした。池内さんの初舞台の演出もし、不思議な縁というか、お互いに付かず離れずの関係だった。『喜寿のお祝い、しようね』って言ったら、『それまでに元気になるから大丈夫』って言ったけど、大丈夫じゃなかったじゃない。年下なのに、お別れの会をしなきゃいけないのが悔しい」と涙を流していた。
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2010/11/04