1974年を舞台に、難病にかかった子供の命を守るために必死に戦った父親とその家族、そして友情を描く『パッチギ！LOVE＆PEACE』（5月19日公開）のトークイベント試写が16日（水）に都内で開催され、映画ヒロインの中村ゆり、ゲストに布川敏和が登場。命や家族の大切さについて熱く語った。

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　妻・かおりさんと2人で書き上げた『涙のち笑顔』で次女の花音ちゃんが難病を持って産まれ、4回の大手術や病気と闘った2000日を初めて明かした布川は「初めは病気のことを受け入れられなかった。でも病気を乗り越えた今は、家族が集まって5人の時間があれば幸せで、幸せの価値観が変わりました」と真剣な眼差しで話した。

　そして、自身の体験と重なる部分がある映画に「面白いの一言が済ましちゃいけない素晴らしい映画。公開したらぜひ家族と観にいきたいです」と熱く語った布川に、中村は「こんなに心を持って映画を観てくれたことに感動しました」と感激した様子で話した。

　また、シブがき隊の中で誰が好きだったかを聞かれた中村が「私はその世代じゃなかったんで・・・でも今日から“ふっくん派”です！」と話すと、布川は「（シブがき隊は）別に仲が悪いわけじゃなくて、性格が合わないだけ（笑）。俺らはパッチギ（頭突き）はしたことないけど、少年隊はよくやってたみたい」と当時のことを話し沸かせた。