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「アンパンマン」生みの親、やなせたかしさんが死去

 『アンパンマン』シリーズなどで知られる漫画家・絵本作家のやなせたかし(本名:柳瀬崇)さんが13日午前3時8分、心不全のため都内の病院で死去した。94歳だった。故人の遺志により、葬儀は近親者のみで執り行われ、後日偲ぶ会を予定している。

94歳で亡くなったやなせたかしさん(写真は昨年6月撮影) (C)ORICON NewS inc.

94歳で亡くなったやなせたかしさん(写真は昨年6月撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 やなせさんは1919年2月6日東京生まれ。東京高等工芸学校図案科(現 千葉大学工学部)を卒業後、高知新聞社、三越宣伝部を経て、漫画やラジオコント、テレビ番組の脚本、映画雑誌での批評など、さまざまな分野で活躍。1961年に「手のひらを太陽に」を作詞、1969年には「やさしいライオン」を出版した。

 1973年に月刊絵本「キンダーブック」(フレーベル館)に「あんぱんまん」が初登場。1988年に日本テレビ系で『それいけ!アンパンマン』が放映スタートし、1989年に第19回日本童謡賞特別賞を受賞。1990年には「アンパンマン」シリーズで日本漫画家協会大賞を受賞した。今年11月には「やなせたかし大全」を刊行予定。

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