読者参加型アイドル発掘プロジェクト『ミスiD（アイドル）2013』の受賞者が21日、東京・TSUTAYA ROPPONGI店でお披露目された。正統派からサブカル少女、ヤンキーまで、個性豊かなアイドルの面々が集結。応募者526名の中から見事初代グランプリに輝いた沖縄在住の美少女・玉城ティナ（14）は「自分自身不安で、これからどうなってくかわからないんですが」と語りつつ、持ち前のスタイルとファッションセンスを武器に「14歳だからといって制限されることなく、できることはモデル、演技、歌などに取り組んでいきたいと思います」と初々しく意気込んだ。

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　『ミスiD』はタレント、モデル、女優、グラビアアイドルなど“ジャンル”の垣根を越えたアイドル発掘プロジェクト。ネット掲示板『プロジェクト・アマテラス』でのWeb投票、“アイドルマニア”のグラビアアイドル・吉木りさら選考委員による最終面接を経て、玉城、夏江紘実（20）、西田藍（20）、木下綾菜（15）、塚本波彩（19）、大場はるか（18）の6人が選出された。

　芸能活動7年目にして大きな一歩を踏み出した大場は「なかなか芽が出ないと思ったときにこの企画を知って、人生を変えてやろうと思いました。夢はレッドカーペットを歩くこと。そのときに、また記者の皆さんにお会いしたいと思います」と宣言。ポニーテールとハスキーボイスが印象的な木下は「（選出が）ビックリしすぎて嘘かと思うくらい。ここで自分を変えていきたい」と決意を新たにし、“清楚系アイドル”夏江は「新しい物語をここから始めたい。私が受けた刺激を皆さんに伝える女優さんになりたいです」と声を弾ませた。

　思春期を学校で過ごさず、引きこもって読書やネットに没頭していたという自称“元引きこもり文学少女”西田は「この場にいるのが信じられない。コスプレで世界観を出しながら、書評アイドルとして自分の持ち味を出していけたら。サブカルクソ野郎って感じですみません」とジョーク交じりにあいさつ。メンバーで一際目立つ迷彩柄の衣装で登場した“ヤンキーアイドル”塚本は「かわいい子たちばかりの中、こんなギャルが潜入しちゃっていいのかな」と恐縮しつつ「テキトーなところが逆に運を呼んだのかな」と選出理由を予想し「ツナギが好きでオラオラな洋服が好きなので、いつか『マジすか学園』みたいなものもやってみたい」と意欲をのぞかせた。