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人気ミステリー作家・貴志祐介氏の小説『悪の教典』が主演・伊藤英明、監督・三池崇史のコンビで実写映画化されることが6日、わかった。“悪”とは何かを問いかけていくサイコサスペンスで、『ダークナイト』のジョーカーを連想させる“ダークヒーロー”を演じる伊藤は「主人公・蓮実の発する絶対的な“悪”に、鳥肌が立つほどの恐ろしさを感じました。この役を演じていくうちに、自分の人格が蓮実に飲み込まれてしまわないか、ちょっと心配です(笑)」とコメントしている。 物語は、生徒から絶大な人気を誇り、周囲からも高い評価を受ける笑顔がさわやかな高校教師が、実は他人への共感能力がない恐るべきサイコパス(反社会性人格障害)であることから起きる、学園を舞台にした生徒の惨殺事件。これまでの映画史に存在しなかったような希代のダークヒーローが放つ強烈な魅力に惹きこまれるサイコサスペンスだ。

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