36年のバレエ生活から引退して早3年。女優・草刈民代(46)が今月9日から初挑戦となるミュージカル『9時から5時まで』(東京・天王洲銀河劇場)に挑む。「私がやる一つひとつのことが、『踊ってきた人は何ができるのか』という見方にも繋がると思うので、そこの責任感はあります」とプレッシャーを明かす草刈。ダンサーとして培ってきた経験を糧に、新たなフィールドに立つ彼女に今作への意気込みを聞いた。 2009年にブロードウェイで初演され、楽曲賞、振付賞ほか、トニー賞全4部門にノミネートされた同作。大勢の社員が働く大企業を舞台に、3人のOLがパワハラ上司に対抗すべく立ち上がるコメディで、草刈はパワハラ上司のせいで手柄を横取りされている子持ちの未亡人・バイオレットを演じる。
2012/03/08